秋田大学から海外への留学
よくある質問(FAQ)

留学準備について

漠然と留学したいと考えていますが、何から準備を始めたら良いでしょうか?
自分の専門分野の学びを深めたい、語学能力の向上を目指したいなど、まずは留学目標を大まかに設定しましょう。併せて、どの国・地域に行きたいかも考えてみてください。また、留学を考えるにあたり、ぜひ、国際課、所属する学部の先生、学務担当に相談してみることをお勧めします。
高等教育グローバルセンターでは、年2回、留学説明会を実施しているので、積極的に参加し、情報収集をしましょう。留学説明会では、秋田大学の留学制度の説明を聞いたり、留学経験学生に直接質問したりすることができます。
自分が学びたいことや、行きたい国・地域、そして留学期間を大まかに考えました。次に何をしたら良いでしょうか?
数週間~数ヶ月程度の短期留学の場合は、各学部で提供する留学プログラムがいくつかあるので、所属する学部の学務担当(医学部の場合は医学部総務課)に問い合わせてみましょう。あるいは、様々な大学や団体が提供する短期留学プログラムについてa・netで公開されるので、随時確認しましょう。
1学期から1年程度の留学であれば、海外協定校への派遣交換留学を検討してみましょう。
主に学位取得を目的とする1年以上の留学は、所属する学部の先生(特に指導教員)へ相談しましょう。
海外協定校への派遣交換留学を考えていますが、手続き方法を知りたいです。
詳細は派遣交換留学制度のページを参照してください。
派遣交換留学ができる海外協定校について知りたいです。
こちらで、秋田大学の協定校一覧を確認してください。協定校名をクリックすると、各協定校のHPを閲覧できます。なお、「学生交換の覚書締結日」に日付が入っている協定校に交換留学ができます。
海外協定校以外の大学にも留学できますか?
可能です。ただし、留学に係る全ての手続きを学生自身が責任を持って行う必要があります。
大学院生でも留学できますか?
可能です。ただし、事前に指導教員とよく相談してください。

奨学金、語学要件について

留学のための奨学金はありますか?
主に次のような奨学金があります。
  • 秋田大学みらい創造基金学生海外派遣支援事業(予定)
    秋田大学から交換留学をする学生に対して、往路に要する国際線の航空運賃の一部を支援する事業です。支援額は、韓国・中国・台湾・東南アジア上限4万円、それ以外は上限10万円です。
  • 日本学生支援機構 海外留学支援制度(協定派遣)採択事業「秋田大学地域課題解決プログラム」(予定)
    地域が抱える課題について、個々の専門知識を活かし解決に寄与しうる知を構築することを目指す交換留学プログラム「秋田大学地域課題解決プログラム」に参加する学生には、奨学金を支給します。対象国・地域はカナダ、イスラエル、イタリア、フィンランド、スウェーデン、ルーマニア、ドイツ、フィリピン、台湾、韓国で、奨学金月額は6~8万円です(国・地域により異なる)。奨学金の受給には、履修科目や家計基準、成績、語学能力など、一定の条件があります。
  • 日本学生支援機構第二種奨学金(短期留学)
    国内の大学等在学中に、外国の短期大学、大学・大学院に短期留学をするために奨学金を希望する人を対象に貸与する有利子の奨学金です。
その他、留学のための様々な奨学金制度があります。次のウェブサイトから積極的に情報収集をしましょう。
日本学生支援機構 海外留学支援サイト-海外留学奨学金パンフレット
留学先で求められる語学要件について知りたいです。
語学能力向上を目的とする語学留学の場合、留学当初はそれほど高い語学能力を求められません。
一方で、主に自分の専門分野に関する授業を履修する場合、留学先大学での学習に支障のない程度の語学能力が求められます。求められる語学要件は、留学先大学により異なります。留学を考え始めたら、条件を満たす語学スコア等を提出できるよう、計画的に語学の学習・受験をするようにしましょう。英語圏以外の大学の場合、英語による授業を履修できる場合もありますが、一定の現地語の能力を求められる場合があります。

単位認定・進級・卒業について

留年せずに留学したいですが、可能ですか?
留学を経験した学生が、留年せずに修業年限で卒業・修了するためには、卒業・修了の要件を全て満たすことが求められます。派遣交換留学の場合、留学期間は秋田大学の在学期間に算入されるため、在学期間を不足とし留年することはありません。ただし、修業年限での卒業・修了を目指すためには、留学前に慎重な履修計画を立てることが重要です。留学準備の過程で、必ず所属する学部の先生や学務担当に相談しましょう。
留学先大学で修得した単位は秋田大学での単位に認定されますか?
留学中に修得した科目は、所属学部の履修体系に基づいて審査のうえ、秋田大学の単位として認定されることがあります。留学中に修得した単位を帰国後に認定してもらうためには、留学に出発する前に、留学先大学のシラバスを参照しながら、留学中の履修科目等について、所属する学部の先生や学務担当と十分に相談しておく必要があります。

就職活動について

留学と就職活動は両立できますか?
過去の派遣学生で、留学中にオンラインを活用し、ウェブ面接を受けたり、説明会に参加したりするなど、就職活動と留学を両立している例もありました。留学前から、学生支援・就職課就職推進担当に就職活動の進め方について相談し、早い段階から計画的に準備しておくことをお勧めします。

留学中について

留学中の身分や授業料はどうなりますか?
派遣交換留学の場合、身分は「留学」、「授業料」は秋田大学に授業料を納付し、留学先大学の授業料は免除になります。
また、派遣交換留学以外の場合には、身分は「休学」となり、秋田大学の授業料は納付せず、留学先の大学の授業料を納付していただきます。
留学中の滞在先はどこになりますか?
派遣交換留学の場合、留学先大学の寮に滞在するか、留学先大学が斡旋するアパート等に滞在することになります。派遣交換留学以外の場合は、原則として学生自身で滞在先を探すことになりますが、留学プログラムを提供する団体や受入先が用意する場合もあります。
留学にかかる費用はどのくらいですか?
留学先の国・地域や、留学中の過ごし方によって様々です。派遣交換留学の場合は、留学先大学の授業料が免除され、留学中は秋田大学へ授業料を納付します。また、航空運賃やビザ申請代、海外旅行保険料、現地滞在費用などが必要になります。
海外は物騒なイメージがあります。どのように対処したら良いですか?
海外では、夜は一人で出歩かない、金銭やパスポートなどの貴重品はしっかり身につけて人目に触れないようにする、派手な格好をしないなど、基本的な安全・防犯対策を怠らないことが大切です。用心しすぎるに越したことはありませんが、きちんと気を付ければ、必要以上に恐れることはありません。
秋田大学では、派遣交換留学や国際資源学部の海外資源フィールドワークに参加する学生に、OSSMA Plusに加入してもらいます。OSSMA Plusとは、日本エマージェンシーアシスタンス株式会社(以下、EAJ)が提供する危機管理サービスで、病気やけがへの備え(治療費用、救援者費用等)としての補償も提供しています。本学は、EAJと契約し、海外渡航中の危機管理対策を行い、学生の渡航情報を管理・把握することにより、有事の際にはEAJを中心に迅速に安全確保を行っています。