秋田大学への留学に関する情報
先輩からのメッセージ

秋田大学を選んでよかった

マイ タン フーンさん(ベトナム)
理工学部 物質科学科 応用化学コース

私は盛岡の日本語学校に1年半通ってから、秋田大学を受験することにしました。秋田に初めて来たのは受験の日です。その日から、秋田が好きになりました。

初めて秋田に行く時は、道がわからなくて、不安でしたが、秋田駅に先輩が迎えに来てくれていました。そして、「長い旅、お疲れ!お腹すいた?どこかへご飯を食べに行こうか?受験の前にお腹が空いていたら何も考えられないよ!」と誘ってくれました。真冬でしたが、言葉で表現できない温かさを感じました。受験が終わった後、盛岡に帰らなければなりませんでしたが、あの日のあったことは一生忘れられません。

期待通りに、秋田大学に入学できました。今まで、1年間をたちまして、色々なことが体験できました。忘れられないことは先輩が勉強しに行こうと誘ってくれたことです。1年生のときはコロナ禍で、授業がほとんどオンラインでした。友達ができず、毎日家で勉強して、引きこもりになりそうだった時に、先輩が「秋田はどう?オンラインの授業は大変でしょう?よければ、私と一緒に勉強しに図書館へ行かない?」と話しかけてくれました。そして、先輩と仲良くなって、外に出られるようになって、友達もできました。それから、勇気を持って、スピーチコンテストやベトナム文化紹介など、色々な活動にも参加できるようになりました。前の私は内気で人とあまり話さなかったのですが、今はたくさんの人にあって、たくさん話せるようになりました。今の私がいるのは先輩たちのおかげです。
私がもらった人の温かみを秋田大学に受験しようと思う皆さんに届けたいと思います。

(2022年執筆)

秋田でお会いしましょう

リーン リチャードさん(ドイツ)
国際資源学研究科 資源学専攻 資源開発環境学講座

交換留学生として、また大学院生として秋田に滞在する機会を得た私は、皆さんに「秋田においでよ!」とお伝えしたいと思います。
交換留学生として過ごした期間、私は日本やその文化、そして秋田について、また秋田がこれほどまでに特別な場所であることについて学ぶことができました。大学は誰でも快く受け入れてくれますし、地域の人々と触れ合う機会もたくさんあります。農家民泊もそうですが、秋田県内のいくつかの場所に出かけることもあります。 秋田での留学生活がとても楽しかったので、私は博士課程のためにこの大学に戻ることにしました。

秋田大学は、留学生に素晴らしい経験を提供するだけでなく、学生にも素晴らしい研究の機会を提供しています。私が秋田で研究を始めたのは、コロナが大流行し、長い間日本に来ることができなくなった時期でした。しかし、その間、先生や先輩方が私を支えてくださり、やっと日本に来ることができた私を歓迎してくれました。

もしあなたが日本やその文化、美しい自然を体験したいのなら、また、協力的で歓迎してくれる人々のいる研究場所を探しているのなら、私は秋田であなたにお会いできるのを待っています。

(2022年執筆)

秋田大学で過ごす学生生活の魅力

晋 博山さん(中国)
教育文化学部 地域文化学科 地域社会コース

「秋田」を冠する名称は、あきたこまち、秋田杉、秋田美人、秋田犬、秋田音頭、酒処秋田など、実に多いです。日本海に面した沿岸部と山に面した内陸部がある秋田県は、山・海・湖といった自然に恵まれており、特有の文化や伝統行事も多く残っています。加えて、秋田県人は比較的おっとりした性格で、犯罪事件や離婚率も低く、日常の落ち着いた生活には適しているといえるでしょう。また、きりたんぽ鍋、しょっつる鍋、稲庭うどん、比内地鶏、秋田ふき、いぶりがっこなど、秋田の風土を生かした料理や食材もたくさんあります。秋田県は様々な魅力が溢れています。

秋田大学はこの秋田県の県庁所在地として政治、経済の中心を担う秋田市に位置する国立の総合大学です。大学は、国際資源学部、教育文化学部、医学部、理工学部及び大学院で構成されます。

私は教育文化学部の地域文化学科に所属する4年生です。教育文化学部は幅広く深い教養、多角的でしなやかな思考力、総合的かつ自立的判断力を培い、様々な現代的課題を総合的に探求し、地域社会で活躍する人材を育成することを目的としています。地域文化学科では、地域社会、国際文化、心理実践の専門科目群の様々な科目を幅広く学ぶことができます。また、大学の講義は、先生が話すことを聞くという形の講義だけではなく、グループワークや、学外に出るフィールドワークなども多くあります。さらに、秋田大学は国立大学であるため、教員一人あたりの学生数が比較的に少なく、教員から細やかな指導やサポートを得ることができます。

秋田大学は秋田市の中心駅であるJR秋田駅より徒歩約15分で近く、周辺にスーパーや飲食店が多くあるので、とても便利で住みやすいです。大学の学生支援総合センター及び国際課は、学生の入学から卒業まで、生活の相談や経済支援、就職情報の提供などのあらゆる支援を行っています。また、大学ではクラブ・サークルだけではなく、留学生のための伝統文化体験や農家民泊などのイベントも毎年たくさんあります。学生は便利で安全・安心な、そして充実した学生生活を楽しむことができます。

私の大学生活を振り返ってみると、秋田大学に入ってたくさんのことを学び、楽しい思い出を作ることができ、本当によかったと思っています。ぜひ、みなさんも秋田大学を目指してみてはいかがでしょうか。

(2021年執筆)

秋田で出会った人の温かさ

グェン タイン トゥアン さん(ベトナム)
教育文化学部 地域文化学科 地域社会コース

私は東京から一歩踏み出してみて、秋田大学を受験しに来ました。秋田駅に降りた瞬間、後ろから「寒くない。はい、温かいお茶どうぞ。」と迎えに来た先輩の声を聞きました。秋田の1月の冬の中で、その親切は十分私の心を温めました。1年間秋田大学で勉強して、今年2年生になった私に、その温かみを実感した話しをさせてください。

まず、私が入学するときは、ちょうどコロナウィルスが一番拡大している時期でした。学校に行けず、アルバイトもできず、私は部屋に引きこもるような生活でした。そのとき、国際課を通して、秋田の食料支援団体からの大量の食品をもらいました。さらに、悩み事を先生方とすぐ相談できるスペースがいつも用意されているので、私の学校生活が明るく楽しくなりました。

そして私は、毎週末の留学生間のサッカー試合、森作り、新聞会社と一緒に記事を作成するなどの活動に参加する勇気を学校や友達から与えられました。さらに、私はその勇気を使って、2020年の夏に雑誌を作成するプロジェクトに挑戦しました。これは、自分で県内の活躍している人を探し、インタビューし、その人の美しい言葉を多くの人に届けるように雑誌を作ろうという計画でした。その計画を通して、秋田県の高齢者の喜びのために力を尽くしている人から元気をもらいました。

そのように1年間が経って、秋田大学といえば、「助け合い」という言葉がすぐ自分の頭の中に浮かびます。秋田大学への留学を検討しているあなたも、その温かい助け合いを実感してほしいです。秋田大学でお会いしましょう。

(2021年執筆)

自分らしさを見つける第一歩

アマンダ レン リナさん(マレーシア)
教育文化学部 地域文化学科 心理実践コース

昨年、いくつかの大学から合格をいただきとても迷いました。受験で秋田に来た時、雪が降っていてとても寒い冬でしたが、面接の先生方はもちろん他にも秋田の多くの優しい人々と出会い、何より目指している勉強ができるということで秋田大学を選びました。私は心理学を勉強したくて日本に来ました。秋田大学は留学生が心理学を学べる日本で数少ない大学のうちの一つです。心理実践コースは地域文化学科の中にあり、一年次は地域についても幅広く学ぶことがとても魅力的です。秋田には綺麗な風景、美味しい食べ物、沢山の笑顔があります。ここでは電車の音ではなく、鳥の声で目を覚まし、自然の香りがするので気持ちが落ち着き勉強に集中できます。

秋田に来て素敵な出会いが沢山ありました。留学生は国籍を問わず、お互い助け合っています。去年はパーティー、 BBQ、カラオケ、お祭り、スキー、農家体験、ホームステイなど本当に色々なことをしました。秋田大学が留学生のために主催してくださるイベントも沢山あります。このように今までにない経験をすることができ、また異なる文化や習慣を知ることができます。

先生方や国際課の皆さんが十分に支援してくださるので安心して学び、生活を送ることができます。もちろん辛いこともありますが、私は秋田大学を選んでよかったと心から思っています。今の私は笑顔が増え、自分が本当に生きたい姿で毎日楽しく過ごしています。皆さんにもぜひ自分で体験してほしいです。秋田大学でお会いしましょう。

(2020年執筆)