留学を希望する方へ
留学体験記

カリアリ大学
(イタリア)

2018(平成30)年度
派遣交換留学 トビタテ!留学JAPAN
教育文化学部4年
澁川 早紀

留学生イベント

マルゲリータ

留学生でのビーチツアー

イタリア人の友人とサッカー観戦

 教育文化学部地域文化学科の澁川早紀です。私は、イタリア・サルデーニャ島にあるカリアリ大学に約10ヵ月留学していました。サルデーニャはヨーロッパ内ではリゾート地として有名です。現地では言語センターで行われるイタリア語や、学部の言語学の授業を受けました。学部の授業は英語で受け、イタリア語の授業は最初から全てイタリア語で受けていたため2つの言語に常に触れていました。イタリア語の授業は、主に留学生で構成され、レベルごとに分けられ、1クラス10人前後で構成されていました。先生は優しく丁寧に、たくさん口に出して話す練習をさせてくれました。学部の授業は、私が受けていた授業は日本のように座学形式のものでした。ただし、日本よりも積極的に発言する学生が多く、常に授業に対して前のめりな学生が多い印象でした。授業外では、友人の紹介で日本語クラブに定期的に遊びにいっていました。

 イタリアに来て感じたことは、彼らは非常に人生を楽しむことに長けているということです。バールでの一杯のエスプレッソ、夏の週末に家族とともに楽しむビーチ、バスの中で急に始まる見知らぬ人同士での会話も彼らの日常の一部として大切にされ、心にゆとりがあると感じることが多かったです。そして、イタリアといえばおいしいピザとパスタももちろん忘れてはいけません。ピザは大きいサイズのものが6ユーロから食べられ、野菜ピザがお気に入りでした。

 この留学で、イタリア人やヨーロッパからの留学生たちとイベントに参加したり、共同生活を体験しました。彼らは、勉強も遊びも常に全力で私の留学生活においてとても良い刺激になっていました。また、日本から遠く離れたヨーロッパの文化をいろいろと体験でき、また日本にも興味を持ってくれ、交流できたことはとても良い思い出です。イタリア人の親友ができた事も、大きな人生の財産になりました。この留学を通して、国ごとの文化や価値観の違いを体験することができました。留学に際して、協力・支援して頂いた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
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