留学を希望する方へ
留学体験記

セント・クラウド州立大学
(アメリカ)

2019(令和元)年度
派遣交換留学
教育文化学部4年
丸井 柊都

アイスホッケーの試合

寮のキッチン

寿司屋があった

ブリザードで休校になる前夜

 教育文化学部英語教育コース4年の丸井柊都です。私はアメリカ・ミネソタ州にあるセントクラウド州立大学に約3ヶ月間留学に行ってきました。授業や生活のことについて紹介します。

 授業は基礎英語、英語教育系、観光業の授業を取っていました。英語教育系と観光業の授業は日本人が私一人であったため、授業の理解に大変苦しみました。しかし授業のディスカッションを通して仲良くなったクラスメイトが丁寧に教えてくれて、なんとかついていくことができました。他にもアメリカの学校では日本と比べものにならない量の課題がでました。最初はどれも完璧にこなさなきゃいけないと思ってしまい、授業外でもずっと勉強していることが多かったですが、友達の助けや勉強に対する向き合い方など自分なりに改善して、後半は心にも余裕を持つことができました。

 私の中で、学習全般で効果が目に見えると感じたのはライティングです。分量の多いレポートを書くことも多く、またその都度先生からフィードバックをもらい、気付けば最後の方に書いたライティングの完成度は自分でも以前と比べ上達したなと感じることができるほどでした。これが私のモチベーションの一つだったかもしれません。

 次は生活についてです。セントクラウドでは学内・学外ともにサービスが充実していました。例えば学内では様々な相談を行える場所もあり、購買やジムなどの施設も豊富で単純に学内生活を楽しむことができました。学外では交通機関の充実やスーパー、その他飲食店も無数にあり友達と買い物に行くのも一つの楽しみでした。他にもJPネットワークという日本文化に触れるコミュニティーや様々な活動団体があり、そこに参加して友達の輪を広げることもできます。私もJPネットワークでよさこいを踊るグループに入って、たくさんの留学生と交流を楽しみました。

 私は新型コロナウイルスの関係で本来一年留学だったところを三ヶ月で帰国しました。短い期間でしたが語りきれないほどの体験をして、それらが私を様々な面で成長させてくれたと感じています。そして間違いなく私に自信をくれました(本当にいろいろな自信です)。留学中様々な心情の変化がありましたが、最後は良かったと振り返ることのできる留学だったと思います。
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