留学を希望する方へ
留学体験記

フライベルク工科大学
(ドイツ)

2021(令和3)年度
派遣交換留学
国際資源学部3年
岡嵜温子

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ドイツのクリスマスマーケット



クラスメイトとレストランへ



私は、東ドイツの小さな町フライベルクに1年間の交換留学をしました、岡嵜温子です。フライベルク工科大学に、2021年10月から2022年9月期間留学し、新興国のエネルギーマネジメントを学びました。地政学的な物資の物流から、国の発展に必要なエネルギー政策などを学びました。グループワークが多く授業の中でも多文化に触れることができ、貴重な経験になりました。
 
 フライベルクは、東ドイツに位置しており、ドレスデンという街や、マイセンという食器で有名なザクセン州に属しています。そしてフライベルクは鉱業の街として知られており、大学も鉱業に特化したコースが多くあります。フライベルク工科大学は1769年に創立して、鉱業の分野で世界最古の大学とされています。在学生は秋田大学と同等の約4000人で、そのうち留学生が40%を占めています。主に、インドや中国から来ている留学生が多いです。日本人は私ともう一人のみで、少し寂しいですが、日本人が少ない大学に留学したいと言う方にはとてもおすすめです。留学生の割合が多いので、英語での授業ももちろんあり、友人とも英語で会話します。秋田大学との提携校なので、秋田に来たいと言ってくれる人がいるととても嬉しくなります。私が一番印象に残ったことは、学生のほとんどが2ヶ国語以上話せるということです。留学生の方だったら、母国語と英語とドイツが話せる他、ほかにもスペイン語や、フランス語を習っているという方が多いです。言語は目的ではなく、ツールであると強く痛感しました。私もドイツ語の勉強を継続しツールとして使えるようにしたいです。
 
 休日は友達と料理や旅行をしたり、大学のテラスでボードゲームをしたりしました。とても密度の高い付き合いができたと思います。留学生が4割と多く、お互いが母国を離れる寂しさや新しい土地で頑張る事のワクワクを知っているからこそ助け合い、気遣い、仲間意識がさらに強くなるのだと思います。私も含め、秋田大学でも一人暮らしの学生は多いので、今後の自身の友人との付き合い方をより密度の高いものにしたいと思うきっかけになりました。

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