留学を希望する方へ
留学体験記

国立ハンバット大学校
(韓国)

2021(令和3)年度
派遣交換留学
教育文化学部4年
斉藤萌加

慶州への1人旅行で訪れた世界遺産の仏国寺



テジョン広域市の中心部で行われた噴水ショー



青瓦台内部



韓国の大田広域市で約10ヶ月間交換留学をしました、斉藤萌加です。国立ハンバット大学に、2022年3月から2023年12月まで留学し、主に韓国語と韓国文化について学びました。韓国語の授業では、様々な国から来ている留学生と一緒に、韓国の文化や歴史についてプレゼンテーション、ディスカッションなどを通して学びました。また、留学中には日本語科に在籍していたため、科の学生と一緒に講義を受ける機会も多くありました。最も印象に残っているのは日本語科の「キャプストンデザイン」という授業です。現地の学生と日韓の文化を題材にグループごとにテーマを決め、フィールドワークなどを行いながら成果物を制作する授業でした。時に熱い議論を交わしながら活動をする機会もあり、私自身、毎週の授業に熱心に取り組んでいたことを覚えています。

 私が留学していた大田広域市は、韓国のほぼ中心部に位置しており、韓国の首都ソウルから高速鉄道で約1時間ほどです。大田は科学都市としても知られており、研究機関が多数あります。大田は都市と自然が調和する、非常に住みやすい都市です。そんな大田にあるハンバット大学ですが、ソウルや韓国留学先として人気のプサンより日本人留学生の数が少なく、本気で現地の生活になじみたい!韓国語を学びたい!という私にはもってこいの環境でした。
 
 留学中は自分でも驚くほど、とにかくたくさんのことに挑戦してきました。テジョン広域市で開かれる世界的なサミットの広報ボランティアに参加したり、日本語科の学術祭に参加した際には、演劇やダンスに取り組んでみたり……。日常生活も同様です。「積極的にお店の店員さんと韓国語で会話してみよう」「1人で韓国旅行に旅立ってみよう」留学前にはためらっていたであろうことも出来るようになり、留学生活を通して大きく変化した自分に出会うことができました。
 
私にとって、今回の留学生活は自分自身の世界が広がり、同時に自分自身の人生観が変わったという点で、大きなターニングポイントとなりました。今回の留学での経験を忘れずに、日々アクセル全開で何事にも取り組んでいきたいと思います。

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