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秋田大学国際資源学研究科 松井浩紀助教(第65次南極地域観測隊)が帰国しました

松井助教(南極地域観測隊帰国報告会にて)


 

第65次南極地域観測隊員として南極観測隊の研究観測に参加していた本研究科の松井浩紀助教が帰国いたしました。
松井助教より南極での活動を振り返ってのお話しを伺いました。

「今回の観測では前半に昭和基地付近の調査、後半にしらせでの海洋観測を実施しました。昭和基地付近では露岩域にテントを設営し、キャンプ生活を送りました。日差しや寒さなど過酷な環境ではありましたが、南極を訪ねていることを日々実感しながら調査を実施することができました。しらせ船上では、周囲の海氷や氷山がとても美しく、まさに雪と氷の世界でした。その海氷や氷山のために、海洋観測自体が困難な日もありましたが、全体としては十分な量の海底堆積物を採取することができました。帰国報告会を終えて、これから堆積物の本格的な分析を始める予定です。南極観測をサポートいただいたみなさまに、心よりお礼申し上げます。」