教育文化学部附属特別支援学校、「第1回わかはとショップ」を開店

 

コーヒーを淹れる生徒たち

 

新商品の巾着袋

 

丁寧に商品を渡す陶芸班

 

多くの来客で賑わう店内

 

 秋田大学教育文化学部附属特別支援学校高等部は6月15日、手形キャンパスのインフォメーションセンターで「わかはとショップ」を開店しました。 
 「わかはとショップ」は、同校高等部の生徒が「働く喜びや意欲を高める」ことを目指し、陶芸班、ハンドクラフト班、サービス班の3つの作業班に分かれて取り組んでいる活動です。
 サービス班による「HATOカフェ」は、本格的ドリップコーヒーが安価に味わえるとあって毎回人気を博しています。陶芸班とハンドクラフト班による陶器や布の小物類は、使う人のことを考えた質の高い物づくりを心掛けており、さをり織りの生地を使った巾着袋やペンケース、箸入れといった新商品はいち早く完売しました。ハンドクラフト班では生地作りの実演も行っていました。
 今回は、キャンパス内でのチラシ配布は生徒全員が交代で行うなどPR活動も積極的で、開店と同時に多くの学生や教職員が来店しました。
 1年生にとっては初めての開店ということで緊張した様子の生徒もいましたが、上級生が来店客への声掛けや商品と代金の受け渡し方法を丁寧に教えていました。同校高等部の教諭は、「2、3年生は経験があるので、自信を持って接客しており成長が伺える」と語りました。
 次回は10月の秋大祭にあわせての開店を予定しています。