秋田大学オフィシャルいぶりがっこ「いぶりばでぃ」大根の収穫・漬込みを行いました(R1.11.23~24)

 

 

 

 

 

 令和元年度「いぶりばでぃ」づくり2回目の活動として、11月23日(土)~24日(日)、横手市山内地区で大根の収穫と漬込み作業を行いました。

 今回の活動には、学生有志5名(国際資源・教育文化・医・理工学部各1名、モンゴル出身留学生1名)が参加。地元農家の方々の指導のもと、8月に種をまいた大根の収穫・洗浄や、燻すための編込み作業、漬込み作業を体験させていただきました。一連の活動を通して、農産物に付加価値を付け地域の特産品としていく過程について理解を深めることができました。山内地区ではすでに積雪が見られ、畑の雪をかき分けての活動となりましたが、地元農家の方々との交流を楽しみながら農作業に汗を流しました。今回の活動で得た経験を、今季の「いぶりばでぃ」販売計画やPR活動に反映していくこととしています。

~活動の記録~
【山内三又到着、懇談】
 初めに学生一人ずつ自己紹介・今回の活動への意気込みを話したのち、農家民宿の髙橋篤子さんから今回の作業についての説明を伺った。

【大根の収穫・洗浄】
 大根の収穫を体験した。畑が雪で覆われており、かき分けての作業となった。
 収穫した大根は沢の水を利用して泥を落とした。沢の水が冷たく重労働であったが学生・留学生ともに丁寧に作業を行っていた。

【大根の編込み】
 地元農家の方々から縛り方のコツを習い、大根の編込み作業を行った。大きさや形の不揃いな大根をバランス良く配置し結わえるのに初めは苦戦していたようだが、コツを教えあいながら協力して作業を完了した。

【大根の燻し】
 編み込んだ大根を燻す小屋を見学させていただいた。燻し終わった大根の編み紐ほどきや洗浄作業も地元農家の女性らと手分けして行った。

【漬込み】
 地元農家の方々と協力し、大型コンテナボックスの中で大根と漬材を敷き詰める作業を行った。不揃いな大きさ・形の大根の配置バランスなどの調整が難しかったようだが、秘伝の漬け材の香りに包まれながら作業を行った。2ヶ月後の樽開けが楽しみである。


~参加学生の感想(一部抜粋)~
「今年度の活動は今回が初めてで、活動できるのが楽しみでした。大根の網掛けや洗い作業、漬込み作業など、1日で様々な作業を体験でき、とても充実した時間を過ごすことができました。また、お手伝いのお母さん方はみんなイキイキとしており、楽しそうに働いていると感じました。そのように地域の伝統食を作り続けている地域の方々との交流もできてよかったです。これからの活動も出来る限り参加したいと思います」(教育文化学部3年)

「今まで何度か活動に参加してきましたが大根の収穫・漬込みは初めての作業でした。かなりの量の大根を縄に編んだり漬け込んだりしなければならず、スピードも正確さも大切な作業が多かったように感じました。私は慣れない作業で時間がかかってしまいましたが、地元の皆さんは大胆でありつつ繊細な配慮のある手つきですごいなと思いました。また地元の方々との会話でとても元気をもらえました。普段できないような貴重な経験ができて良かったです。今後の活動も楽しみにしております」(理工学部3年)