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平成28年度 秋田大学COC事業・横手市第1回三者協議を開催しました

 6月28日(火)横手市消防本部2F「会議室」において、秋田県、横手市、秋田大学関係者による第1回三者協議を開催しました。

 横手市は、現在、秋田大学が進めている「地(知)の拠点整備事業」の参画自治体として、秋田県、秋田大学とともに高齢社会における安全安心な地域づくりをテーマに取り組んでいます。

 この日は、「豪雪地帯の積雪寒冷期における地震防災対策」について、平成27年度の取組状況と平成28年度事業計画の進め方について話し合いが行われました。水田敏彦教授から開発した雪害エージェントシミュレーションソフトを使ったデモンストレーションが行われ、平成28年度は横手市から意見をいただき、ブラッシュアップしていくこと、昨年に引き続き学生を同行し、同様のフィールドワークを継続していく旨が話されました。

 また、横手市からは防災の小冊子を横手市全職員に配布し、職員による災害時のメールでの情報提供、報告を呼びかけていること、これにより、災害発生時には1000人の職員による横手市内の被害状況が確認できる取組が報告されました。

 雪害防災に特化した取組は全国でも少ないことから、雪害防災モデルとして他地域に波及できるよう今後ともこれら事業の推進に向けて、県・市・大学の三者で連携を図っていくことを確認しました。


三者協議の様子

水田教授による雪害エージェントシミュレーション
ソフトを使ったデモンストレーション