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秋田大学「地(知)の拠点整備事業」ミニフォーラム2016 in 北秋田を開催しました

 秋田大学は北秋田市と共催で平成28年7月13日(水)、北秋田市阿仁ふるさと文化センターで『「からめ節」で読み解く阿仁鉱山の絵巻・絵図~秋田大学デジタルギャラリーを用いて~』をテーマとしたミニフォーラムを開催しました。

 このミニフォーラムは、平成25年度文部科学省の新規重点補助事業「地(知)の拠点整備事業」の一環で、これまで北秋田市と協働で取り組んできた内容を地域住民に報告することで、郷土発見と地域コミュニティづくりに役立てようとしたもので、地元住民や自治体の職員、大学関係者ら約70名の参加がありました。

  まず、事業報告では、本学北秋田分校長の濱田純氏からCOC事業テーマである「鉱山の隆盛がもたらした阿仁文化の現代への活用」のこれまで取り組んできた事業の内容について報告があり、平成25年から毎年、阿仁伝承館で行っている企画展の入場者が198%(平成26年度開催第3回企画展・平成25年度比)をはじめ各回増加していることが報告されました。

 講演では、本学国際資源学研究科教授の今井忠男氏から、「からめ(砕女)」と呼ばれた阿仁鉱山で働く女性の鉱山歌をもとに2台のプロジェクターを使ってデジタルギャラリーによる絵巻と照らし合わせながら、当時の採鉱工程について説明がされ、参加者はもちろん、総合学習の授業で参加した阿仁合小学校の児童もかつて地元で行われていた採鉱作業について熱心に聞き入っていました。

※H28.7.13 ミニフォーラムアンケート調査結果はこちら → PDF
※H28.7.13 ミニフォーラム開催チラシはこちら → PDF

 
フォーラムの様子