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平成28年度秋田大学COC事業
地域志向教育研究経費事業「認知症になっても安心して暮らせる若者参加型地域づくり」
キャンパスカフェ(認知症カフェ)開催にむけて準備中

 秋田大学では、秋田大学COC事業「地域志向教育研究経費」の一事業「認知症になっても安心して暮らせる若者参加型地域づくり」(猪股祥子助教)として大学内に「キャンパスカフェ」(認知症カフェ)の開設に向けて準備を進めています。
 認知症カフェとは、厚生労働省が進めている新オレンジプランの7つの柱の一つ「認知症の人の介護者への支援」の一環として、認知症の方とその家族、地域住民等が気軽に集まることができる交流の場です。

 入院患者、外来受診患者及びそのご家族、または、見舞いに訪れる人々、地域住民、学生、そして、全ての教職員が立場を超えた交流をもち、認知症になっても安心して暮らせる地域づくりを実現するものです。開設にあたっては認知症サポーター養成講座* を受講した本学学生8名が4月から毎月市内で開催している認知症カフェにボランティアとして参加し、カフェの運営、雰囲気作り等、またご家族が日頃の介護についてお話をしている間、認知症の方ご本人やお子さんのお相手をしたりと実践を交えて学びながら開催に向けて準備を進めています。

 秋田大学生による「キャンパスカフェ」(認知症カフェ)は秋田大学本道キャンパス内で2月に開催を予定しています。




*「認知症サポーター養成講座」とは 認知症を正しく理解し、認知症の方やその家族の方を温かく見守り、支援する認知症サポーターを養成する講座で、秋田大学でも講師の資格をもつ教員が中心となり学生や教職員を対象として毎年度開催している。