「令和6年度秋田大学高大接続教育フォーラム」を開催しました
高大接続センターでは10月18日(金)に「令和6年度秋田大学高大接続教育フォーラム」を開催しました。
本フォーラムは秋田大学が推進する高大接続教育の取組を周知するとともに,高等学校教育関係者と大学教育関係者が高大接続に関する現在の課題を共有しながら,教育課程や教育内容などに関する意見や情報交換を行うことを目的に,平成26年度から主に大学教職員や秋田県内の高校教育関係者を対象に開催しており,秋田大学と秋田県教育委員会との共催事業として行われています。
今年度は「探究心旺盛な高校-大学期の教育を地域で支える高大接続を目指して」をテーマに,第1部では地域全体で高等教育を支えるという視点から高大接続教育の現状と今後の発展の可能性について高校と大学の先生方に事例報告をしていただき,情報の共有を図りました。質疑応答では積極的な質問が多く寄せられ,一つひとつ丁寧な回答をいただきました。その後,第2部では教科ごとに分かれてグループセッションを実施し,各教科における高大接続教育の改善点や問題点について有意義な意見交換が行われました。
実施したアンケートでは参加者から「高大接続のコンセプトと具体的な取組,そして目指すところを理解できた」,「SSHの実態や高校・大学が抱える問題について勉強になりました」などの感想があり,高大接続教育についてそれぞれの教育現場の現状を知ることで本フォーラムの趣旨でもある,今後より広範囲な対象と分野においてどのような協働が可能かを考える機会となったことが伺えました。