教育文化学部は、将来教員となることを志望する学生のための「学校教育課程」と、地域社会で活躍する公務員・企業人となることを志望する学生のための「地域文化学科」の2つから構成されています。そしてそこで学ぶ個人がより高い専門的見地を身に付けることができるように、学校教育課程には5つのコースが、地域文化学科には3つのコースが用意されています。

全国トップレベルの学力を支える秋田県の探究型授業を継承するのが、学校教育課程です。ここでは「教育実践コース」、「英語教育コース」、「理数教育コース」、「特別支援教育コース」、「こども発達コース」の5コースが用意されており、それぞれの校種や教科で専門性が発揮できる人材を養成しています。またすべてのコースで教育現場での実践力が身につくような体験活動を積極的に取り入れており、学生たちが将来、教壇に安心して立てるよう全力でサポートしています。このような手厚い体制を整えることで、学校教育課程は高い教員就職率を維持しています。

地域創成の最前線に立つ人材を養成するのが、地域文化学科です。ここでは「地域社会コース」、「国際文化コース」、「心理実践コース」の3コースが用意されており、様々な面から地域を支える力を養成します。「地域社会コース」では法学や経済学などの社会科学系の学問をベースにし、それにフィールドワーク型の授業を組み入れることで、主にローカルな視点から地域を捉える即戦力を育成します。「国際文化コース」では文学や歴史などの人文科学系の学問をベースにし、外国語運用能力を磨き、海外研修などを通してグローバルな視点からも地域を捉える力を養成します。「心理実践コース」では心理学の基礎理論を学び、地域を支えるこころの専門家を育成します。

教育文化学部は、人間として一層成長できる教育プログラムを提供するだけでなく、人生の土台作りをおこなう場も提供しています。4年間という短い期間ですが、知識という大きな収穫を手にするとともに、皆さんの人生において忘れることのできない体験を得ることになるでしょう。

教育文化学部には夢と希望に燃える、若い学生たちが集います。そして様々な専門知識を持つ教員も、学生とともに学びあう素晴らしい環境が整っています。あなたも教育文化学部で、我々と一緒に学んでみませんか。

教育文化学部長 上田 晴彦