2014/09/30

「妊娠期に利用できる制度」

 

 

 

 秋田大学には、教職員のみなさんが利用できる妊娠、出産、育児、介護に関わる制度が多数あるのをご存知でしょうか。

 私事ではありますが、現在第一子の出産を控えており産前休暇をいただいていますが勤務中は妊娠期に利用できる制度に随分と助けられました。
 今回は私自身が利用した制度も含め、妊娠期に利用できる制度(常勤・非常勤向け)をご紹介させていただきたく思います。

 1、妊娠中の通勤緩和、休憩、休業
 つわり等で体調が悪い時に、医師の診断書等の証明があれば有給で利用できます。
 
 2、妊産婦の健康診査及び保健指導
 妊婦検診等の為に有給で休暇を取ることができます。(終日・時間)
 
 3、産前休暇
 出産予定日の8週間前から取得できます。非常勤の場合は無給ですが協会・けんぽから出産手当金が支給されます。
 
 4、妊産婦の就業制限
 経産婦が危険有害業務に就業させられることはありまん。

 みなさんの中にはこのような制度自体をご存知でない方、 制度の存在は知っているが内容をよく把握されていない方、申請手続きが面倒そうだと思っていらっしゃる方もいるかもしれません。
 そんな時はまず、男女共同参画推進室にご一報いただければと思います。
 制度内容や、申請の流れについてなどご説明させていただきます。
 また、妊娠、出産、育児、介護に関わる制度についてまとめたコロコニガイドブックもご用意していますのでお待ちでない方はご連絡ください。

男女共同参画推進室コンシェルジュ・デスク
TEL: 018-889-3183
E-mail: coloconi@jimu.akita-u.ac.jp

 今後は育児期に関わる制度についてもご紹介できたらと思っております。
 出産まであと少し、産前産後休暇を取得するにあたりご協力いただいた職場の方々への感謝の気持ちを忘れずにその日を迎えたいと思います。


男女共同参画推進室 宇加

 

2014/09/04

「古今東西・留学事情1」

 

 

 秋田大学の研究休職制度を利用しトロント大学に留学中です。子連れ留学なので毎日考えていることといったら、6割が仕事・4割がご飯についてです。学校給食はなくお弁当も含めて毎日3食作らなくてはいけません。
 

 昨今トロントでは空前の和食ブーム(?)であるとのこと、「izakaya」、「yakitori」、「ラーメン」、「sushi」と角々に日本食の看板を見かけます。職場のマリージョーのお弁当は焼きそばですし、シェンファーは「僕が唯一作れる料理は日本のカレー。簡単でうまくて最高!」と。サマーはフードコートでしばしば寿司を購入、はしの使い方も堂にいっています。和食はブームというだけではなく、すでに生活に浸透している印象です。普段買い物に行くスーパーには寿司コーナーがあり、醤油、味噌のみならず、みりんや寿司酢、カレー粉、お茶やラムネなどが並んでいます。母が○十年前、私を連れて留学した時にはkikkomanの醤油はあったそうですが、味噌は手に入らず、祖父に一斗缶にいれた味噌を船便で送ってもらったところ中で発酵し、家であけた瞬間爆発、天井まで味噌が飛び散ったそうです。手伝いに来てもらった母は、買い物に行き「なんでもあるのねー」とまさに隔世の観。「でも、ちょっとつまらないわね」とのことでした。


附属病院・小児外科 森井 真也子