2014/04/07

美しい春に

 

 

 平成26年度がスタートしました。北国・秋田では冬の間、雪でおおわれていた木々や草花の蕾がふくらみはじめる季節です。研究者に占める女性割合や、男女格差の少ない国ランキングなどの国際比較においては上位にあがってはこない日本ですが、白一色の冬景色から花の季節をむかえると、“冬の時代”にも終わりの日が訪れる・・・と、ふと思ってしまいます。とはいっても人間社会の方は何も努力しないで変われるわけはありません。

 今年度は、平成25年度文部科学省科学技術人材育成費補助金・女性研究者研究活動支援事業(拠点型)に採択された「『架橋型ソーシャルキャピタル』の形成による女性研究者支援」の活動とともに、秋田大学の男女共同参画推進事業のさらなる展開を考えてまいりたいと思っております。制度面ではかなり充実してきただけに、使い勝手をよくするよう、また、よりよい制度を構築できるよう、気を引き締めてつとめる所存でございます。
 今年度も、どうぞよろしくお願い申し上げます。


男女共同参画推進室長 渡部育子