2015/07/08

「理想的な共働きのかたちとは?」

 

 

 6月23日から29日は、「男女共同参画週間」でした。内閣府男女共同参画推進本部により、男女共同参画社会基本法の目的や基本理念について理解を深めることを目指して定められているのですが、私たちが普段生活をしていて「男女共同参画」についてじっくり考えることはあまりないかもしれません。

 私事ですが、昨春より小学生の娘がスポーツ少年団に入団し、日々練習に励んでいます。平日放課後の練習の他にも土日は練習試合や大会などがあり、親である私も大忙しです。仕事が終わると大急ぎで帰宅し、練習の終了する時刻までに夕食の下準備をします。私は普段からあまり手際が良い方ではないのでバタバタすることが多く、「こんな時に誰か代わりにお迎えに行ってくれないかな」とよく思いますが、残念なことに我が家ではその時刻に迎えに行ける人は他にいないので、私が迎えに行っています。
 最近はほとんどの家庭が共働きで、練習後のお迎えや練習試合などは、「お父さんとお母さんのどちらか行ける方が行く」という家庭もあり、子どもの成長を家族でサポートしている様子がみられます。初めから役割を固定せず、「その時にできるほうがやる」というのはとても理想的なように思いますが、お願いできる家族が不在または遠方に住んでいる人にとっては大変なことです。どうしても都合がつかない時には、ほかの団員の親御さんに送迎をお願いし、自分ができる時にはお手伝いをするというようにお互いに協力しあっています。忙しいのは誰しも同じですから「お互い様」が出来る環境と雰囲気もまた大切ではないかと思います。

 男女共同参画推進室では、7月17日(金)14時より本道キャンパスにおいて「平成27年度第1回コロコニトーキング〜理想的な共働きのかたちを求めて〜」を開催します。現在共働き中の方、今後共働きになる予定(希望)の方、以前共働きだった方など「共働き支援」に対するご意見、ご要望を一緒に話しませんか。みなさまのご参加をお待ちしております。

(コロコニスタッフ 菊池)

平成27年度第1回コロコニトーキングのチラシはこちらからダウンロードできます