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航空機・車載システム向け超高速モータ用高磁束プラスチック磁石ロータ(回転子) 試作品の開発に成功しました

 この度、電動化システム共同研究センターは、株式会社IHIとの共同研究、並びに秋田県産業技術センターの支援を受けた秋田県内の企業(宮腰精機株式会社、株式会社フルヤモールド、小林工業株式会社)と連携して、航空機・自動車向け超高速モータ用高磁束プラスチック磁石ロータの試作に成功しました。大出力(高効率)化、小型化 、軽量化に加えて、 機械加工を大幅に削減することが期待できる電動モータ用のロータです。
 完成した試作品について、電動化システム共同研究センターにて特性評価を行った結果、設計上の磁力が 100 %磁石で占められる従来の焼結磁石製 ロータと同等以上の性能が得られることを確認しました。この成果は、ほぼ 50% をプラスチックが占める磁石で従来品と同等な出力を達成できることから 、 レアアースの使用量の削減にも寄与します。
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