国際資源学部 国際資源学科・資源政策コース

粥川 稜大Ryota Kayukawa

2016年度入学/愛知県出身

挑戦の可能性は無限大。
形にとらわれることなく「自分が学びたいこと」を真っすぐに。

所属学部・学科等を選んだ理由を教えてください

 文系学生であった私は、大学入試では周りの流れに合わせて出身である中部地域の経済学部の大学を目指して勉強していました。ただ、経済学に特段興味がある訳でもなく学ぶ上での課題設定も将来のビジョンも無かったため、一時期勉強に苦しみました。そんな中、自分が何に興味を持っているのか、将来何になりたいのかを考えた結果、生来より関心があった地球科学、とりわけ資源について学びたいと思うようになりました。そこで見つけたのが秋田大学国際資源学部でした。国立大学で資源を文系でも一貫して学べるというのは魅力的でした。また、秋田大学の歴史や学部のビジョンに感銘を受けたのも同学部を選んだ理由です。大学選びの際は「自分は何を学びたいのか」という主体意識と大学・学部が自分に何を与えてくれるのか、を考える事が大切になるのかも知れません。

現在学んでいること、所属学部・学科等の魅力、他の学部・学科等に負けないところ、特色あるカリキュラムや施設、学部の名物先生や都市伝説などを教えてください

 資源政策コースでは資源経済学や資源地域研究といった文系観点から資源について学ぶだけでなく、地質学や資源工学といった理系分野も学べます。文理共通の専門科目も多いため、文系といえども理系の専門知識を得られる機会が多いのが特徴です。これは理系コースの生徒にとっても刺激的な機会になります。各コースとの距離も近く、同学部に文理のコースが複数あることの学ぶ上でのシナジー効果は大きいです。文系又は理系という枠組みに囚われずに学べることは常に自身の視野を広げてくれます。文理を超えた横の繋がりは資源を学ぶ上でも、プライベートでも、そして将来社会に出た後でもあなたの強い力となります。

 秋田県は歴史的に資源地域である、という背景は大学で資源について学ぶ上で大きな存在です。鉱業博物館や廃鉱山、製錬所、油ガス田、火力~地熱発電所など「現地での学び」を得られる特別な場所が沢山あります。秋田大学の資源学と地域社会の繋がりは強く、学外・課外でも学べることは多いでしょう。
 教授方も独特な経歴を持った方が多く面白い&教授との距離は非常に近いです。学業に関しても学生生活や将来に関しても良い刺激を与えてくれます。
 3年次の必修科目である海外資源フィールドワークでは、世界各地の資源国で資源学をベースとした研修を行います。どのプログラムも秋田大学の資源学の伝統があるからこそ学生が参加出来る、非常に貴重で特別な研修です。資源学や英語力の向上もさることながら私たちの世界観や価値観、今後の人生観まで変える程の影響力のあるプログラムです。知識や経験、新たな仲間など今後の人生の宝と武器を手に入れる旅です。

 大学偏差値は決して高いわけではありませんが、この学部には全国から資源について学ぼうとする志を持った学生が集まります。事実、政策コースの学生の半数以上が秋田県外出身です。意識の高い学生が多く、日々仲間同士で切磋琢磨する環境があります。  確かに、資金力のある私立大学と比べれば施設やサークル、娯楽といった面では劣るかも知れません。しかし国際資源学部は一貫したビジョンとその完遂を裏付ける実力・伝統があります。望む者には最大限の機会を与えてくれます。学びへの主体意識と挑戦する心を持った者は無限に成長できる学部です。

最後に所属学部(学科等)のキャッチコピーを付けるとしたら...!?

Stand Up to Akita
⇀ World Resources!!

※ 写真撮影:学生広報スタッフ