理工学部 システムデザイン工学科・機械工学コース

千葉 祐輝Yuki Chiba

2016年度入学/岩手県出身

ヒューマンメカトロニクス分野を学び、新しい医療機器や医療用ロボットの開発を研究したいと考えています。

所属学部・学科等を選んだ理由を教えてください

 私は医療に用いられる装置やロボットの開発に興味を持っており、機械工学を学ぶためにシステムデザイン工学科/機械工学コースを選択しました。このコースには「ヒューマンメカトロニクス」という分野を研究している研究室があります。「ヒューマンメカトロニクス」とは、ヒューマン(人)、メカニクス(機械工学)、エレクトロニクス(電子工学)を組み合わせた分野で、例えば、医療機器や作業支援ロボットがそれに該当します。私は将来、新しい医療機器や医療用ロボットの開発などを、大学院で研究したいと考えています。そのために必要な工学分野やロボティクス技術を機械工学コースで学ぶことを選びました。

現在学んでいること、所属学部・学科等の魅力、他の学部・学科等に負けないところ、特色あるカリキュラムや施設、学部の名物先生や都市伝説などを教えてください

 理工学部には「創造工房実習」という授業があります。学生が主体となって活動することが目的の授業で、私は同じ研究室のメンバーと一緒にドローンの製作を行いました。ドローンには、飛行できるくらいの軽さと、墜落しても壊れない頑丈さが必要になります。つまり、機体を軽くするために部品を削ると壊れやすくなる、という問題が現れるということです。このバランスをどうするかをメンバーと議論しながら製作しました。

 システムデザイン工学科では英語を必要とする授業がいくつかあります。例えば、配布される資料やテストの一部の問題が英語で書かれている場合や、中には授業のほとんどを英語で進める場合もあります。英語が苦手な学生が多く、私もその中の一人でした。しかし、私はこの環境を、英語をしっかり学ぶための機会だと考え、苦手を克服するために努力をしました。現在では留学生の友人を多く持ち、充実した学校生活を送っています。写真に写っている左の女性はインドネシアからの留学生で、今年の3月に大学院を卒業しました。私の隣にいる二人はどちらもマレーシアからの留学生で、現在は日本の企業に就職しています。

 機械工学コースを特徴づける科目は、流体力学、熱力学、材料力学、機械力学の4力学と制御工学です。これらはどれもエンジニアになるために必要な科目です。さらに、機械工学コースの授業では、設計技術や製造技術についても学ぶことができます。それらの基礎的な部分を学び、将来、エンジニア技術を使った仕事をしたい人には、私が所属している機械工学コースをお勧めします。

最後に所属学部(学科等)のキャッチコピーを付けるとしたら...!?

ロボットが好き、機械が好き、デザインが好き、エンジニアになりたい、そんな人が満足できる学科です

※ 写真撮影:学生広報スタッフ