秋田大学、こまちSTUDYセミナーを開催しました。

 

4名の教員によるトークセッション

 

 令和6年6月29日に秋田拠点センターアルヴェ2階多目的ホールにて「秋田大学こまちSTUDYセミナー」が開催されました。男性に比べ人数の少ない女性研究者を増やそうという秋田魁新報社と本学の共同企画の一環で、去年11月から今年3月まで秋田魁新報で掲載した「秋田大学こまちSTUDY」が基になっています。セミナーでは、本学の女性研究者4名が講演し、「秋田大学で叶える“夢”の話」をテーマに、紙面では伝えきれなかった研究の詳細等について解説しました。
 今回は「セミナー」という形で、研究紹介のほか、研究についての率直な疑問や、進路、勉強などに悩む学生の皆さんの質問に女性研究者が直接答えるトークセッションも行われました。会場からは、「研究結果が出ないとき自分をどう励ましているか。また、結果が出ない学生に対してどのようなアドバイスをしているか。」という質問があり、大学院医学系研究科の前田深春助教が「思う通りに行かなくても失敗ではないと思う。学生にも、結果にこだわらずにプロセスを大切にしてほしいと言いたい。」と答えました。当日は、これから大学受験を控える高校生から、学びの意欲に満ちたシニアの方々まで、幅広い世代の約80名の参加がありました。