秋田大学、ボリス・グリチェンコ記念キーウ市立大学と大学間協定を締結
秋田大学は,令和6年6月28日(金),ボリス・グリンチェンコ記念キーウ市立大学(ウクライナ)(以下,キーウ市立大学)と学術交流に関する協定書及び学生交換に関する覚書を締結しました。調印式はオンラインで行われ,本学から南谷佳弘学長,後藤猛理事(教育・国際・情報担当),大橋純一教育文化学部長等4名が出席しました。また,キーウ市立大学の学生で,現在秋田大学で特別聴講学生として学んでいるアナスターシャ・ホロブニャさんが陪席しました。また,キーウ市立大学からは,オレクサンドル・トゥルンツェヴ学長代理,ナタリーア・ヴィニコヴァ教授 学術評議会議長・研究担当副学長,イヴァン・セメニスト教授 東洋言語学部長等6名の関係教員が出席しました。
調印の後,南谷学長より,秋田大学では2022年4月からのべ10名のウクライナ人学生を受入れ,現在も6名の学生が学んでいる旨の説明があり,キーウ市立大学と協定を締結できることは大変喜ばしく,今後学生及び研究者間の交流が活発になることを期待する旨の発言がありました。
これに対して,オレクサンドル学長代理から,秋田大学で学修を続ける学生たちが得た経験と知識が,彼らの専門的,創造的,科学的成長に貢献することを確信するとともに,将来にわたる両大学間の協力関係により,両国の相互理解が深まることを期待する旨の発言がありました。
また,アナスターシャさんが,秋田大学での学修や生活について,日本語とウクライナ語で報告を行い,日本語が上達して自信がつくとともに,多くの交流の機会を得て新しい友人もでき,教員やスタッフのサポートのもと,充実した日々を過ごせている旨の発言がありました。
今回の協定締結により,本学の大学間協定校は,37カ国・地域78大学・機関となりました。