秋田大学、タイ王国のスラナリー工科大学と大学間協定更新の署名式を実施

 

協定書に署名するアナン学長(右)

 

(左から)久米教授、後藤理事、アナン学長、田村事務所長、ユパポーン副学長

 

 秋田大学は令和7年2月19日、タイ王国のバンコク市内で、スラナリー工科大学との大学間協定更新の署名式を執り行いました。署名式には、秋田大学から南谷佳弘学長の代理として後藤猛国際担当理事・副学長、久米裕大学院医学系研究科保健学専攻教授等が、スラナリー工科大学からは、アナン・トングラー学長、ユパポーン・ルックサクルピワット副学長はじめ、看護学部及び国際交流センター等の教職員が、さらに、北都銀行バンコク事務所から田村高太事務所長等が出席しました。また、署名式の立会人として、秋田・タイ王国友好協会から、特別顧問で前駐日タイ王国特命全権大使のシントン・ラーピセートパン氏及び同協会顧問でバンコク秋田県人会 蕗の会会長の菊地久夫氏らが出席し、総勢約20名が出席しました。

 本協定は、2015年に北都銀行の提案により両大学間で締結されており、秋田大学と同行間の新戦略連携協定に基づき、同行による交換留学への支援が盛り込まれているのが特徴です。今回は2回目の更新となりますが、この度の署名式においても、両大学のみならず、北都銀行、秋田・タイ王国友好協会からの出席者により、同協定に基づく交流の拡大方策について実り多い意見交換が行われました。

 今回の協定更新により、これまでの看護学分野だけでなく、少子高齢化を始めとする両国の課題に共同して注力できるよう様々な分野での交流へ拡大し、秋田及びタイ王国における地域貢献に寄与していくことが期待されます。