秋田大学教育文化学部附属特別支援学校、「わかはとショップ」を開店

 

接客する生徒

 

コーヒーをドリップする生徒たち

 

多くの人でにぎわう店内

 

「わかはとショップ」を開店した生徒たち

 

秋田大学教育文化学部附属特別支援学校は6月16日、手形キャンパスのインフォメーションセンターで「わかはとショップ」を開店した。
「わかはとショップ」は、高等部の生徒による4 つの作業班が協力してオープンしたもので、一杯一杯、生徒自らドリップしたコーヒーを提供する「HATOカフェ」をサービス班が、コップ・皿などの陶器やランチバック・パッチワークコースターなどの作業製品の紹介と販売(ランチバック・パッチワークコースターなどは受注販売)を陶芸班とハンドクラフト班が行った。「HATOカフェ」は、秋田市山王のコーヒー専門店「08COFFEE」の豆を使用し、秋田市仲小路のコーヒー専門店「NAKAKOJI COFFEE」から事前にドリップの方法などを指導してもらい、生徒たちが自らの手でこだわりの味を再現しコーヒーを提供した。リサイクル班は、空きペットボトル・空き缶の回収の呼びかけとショップの宣伝活動として、パンフレット配布などを担当し、さらにリサイクルへの協力者に「わかはとショップ」で使用できるサービス券を配布した。
開店準備や運営を通して生徒たちの「働く喜び、働く意欲」を高め、卒業後の自立につなげることを目的に実施しており、当日はオープンと同時に、同大の学生・教職員等がコーヒーや製品などを求めてインフォメーションセンターを訪れ、生徒たちは一生懸命に接客・調理に取り組んだ。
また、開店前の6月13日には「わかはとショップ」の告知のため、地元ラジオ局の番組に生徒たちが出演。生放送の番組ということもあり、本番前、生徒たちは緊張している様子であったが、本番になると元気よくインタビュアーの質問などに答え、「わかはとショップ」の告知を行った。
「わかはとショップ」は年間 5 回開店する予定で、次回の開店は7月11日である。