成田為三作曲『浜辺の歌』誕生 100 周年記念企画 教員によるコンサートを開催

 

コンサートの様子

 

観客と一緒に歌う

 

 秋田大学は3月 5 日、成田為三作曲『浜辺の歌』誕生 100 周年記念企画の一環として、インフォメーションセンターでミニコンサートを開催しました。
 このコンサートは、秋田師範学校(現・秋田大学教育文化学部)の卒業生である成田為三氏が作曲した『浜辺の歌』が平成28年で生誕100周年を迎えたことを記念し、同曲をテーマに本学の音楽サークルや教員が様々な演奏や歌で表現する企画で、今回で3回目となります。
 今回は、教育文化学部で声楽を指導している為我井寿一准教授が、成田為三氏作曲の歌曲を、東京音楽学校時代(現・東京藝術大学音楽学部)、ドイツ留学中、帰国後という年代順に紹介。それぞれの歌曲の時代背景や詩の解釈などを交えながら6曲を披露しました。コンサートの中盤では『浜辺の歌』、最後には成田為三作曲『秋田県民歌』を、歌唱のポイントを解説し観客と一緒に歌いました。
 観客は「楽曲のメロディや歌詞の美しさに改めて感動した」「『秋田県民歌』の3番と4番を歌ったのは初めてで大変有意義なコンサートだった」などの感想がありました。