「秋田県沿岸部に位置する小学校等への出前授業プロジェクト」において、鎌滝准教授が秋田市立下浜小学校で授業を行いました。

 

 

 

 5月26日(月)標記プロジェクトにおいて、秋田市立下浜小学校の全校児童63名を対象に、地域創生センター鎌滝孝信准教授が「地震や津波から命を守ろう」と題し授業を行いました。
 鎌滝准教授は、地震や津波が発生する仕組みを分かりやすく説明したのち、特に津波の威力や過去に発生した津波による被害について詳しく説明しました。津波は普通の波と違いスピードも速く流れ続けること、それにより建物を簡単に倒壊させてしまう力があることなどを解説すると、児童は「速い、逃げられない」と驚いていました。鎌滝准教授は、津波が発生しても津波に負けない気持ちを持ち高いところへ素早く逃げること、そのためにも避難訓練を真剣に行うことが大切であると述べ、普段から準備をしておくことで災害をやり過ごすことができることを説明しました。
 当日は授業に先立ち、地震とそれに伴う津波が発生したことを想定した避難訓練を実施しました。沿岸部に位置する小学校であることから、津波が発生した場合は学校の裏側にある山へ避難することとしています。地震発生の放送後速やかに避難出来ていたことから、児童一人一人が真剣に考え行動しているようでした。

 地域創生センター地域防災部門では、小中学校、自治体、企業等への講演会、出前授業等を通じて、広く秋田県の安全・安心のための防災教育活動を行っています。県内の防災・地震におけるご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。