「水災害の防災に関する講演会」において鎌滝准教授が講演を行いました。

 

 3月28日(土)潟上市昭和公民館を会場に標記講演会が行われ、地域創生センター鎌滝孝信准教授が「秋田県沿岸部における過去の津波について」と題し講演を行いました。
 鎌滝准教授は、日本海側で発生した過去の津波についてはまだ解明されていないことが多く、現在潟上市はじめ県沿岸部の各市町村から調査地点を選び、過去の津波の発生時期や規模について調査・研究を行っていることを述べました。そして地図や実際に採取した地層の写真を交えながら、調査地点を選ぶポイントや調査結果などについて詳しく説明しました。
 今回の講演会は津波、洪水等の水災害からの避難や行政と住民の関わりについて考えてもらうことを目的として開催され、弘前大学・岩手大学・秋田大学において防災減災に関する研究を行っている研究者4名が集まり、洪水等の水災害からの避難方法や避難情報の取得に関する研究や防災人材育成と活用に関する研究の講演などを行いました。
 参加した地域住民約40名は地域防災・減災のあり方について改めて考えているようでした。

 


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