“夢を追う男”阿部雅龍氏「北極圏単独徒歩 踏破」報告会を開催

 

冒険の説明をする阿部氏

 

学生からの質問に答える阿部氏

 

 秋田大学(以下「本学」)は6月4日、“夢を追う男”阿部雅龍氏「北極圏単独徒歩 踏破」報告会を手形キャンパスのインフォメーションセンターで開催しました。
 阿部氏は本学の卒業生で、現在、冒険家として、平成29年の南極大陸単独徒歩1,500kmを目標に活動を続けています。今回の北極圏単独徒歩は、南極大陸踏破に向けたトレーニングとして計画し、平成26年に単独踏破したカナダ北極圏500kmに続く第2弾の取り組みです。今年2月に本学で壮行会を開催し、3月から今月にかけての54日間で、北極圏750kmを単独徒歩で踏破しました。
 報告会では、同氏から冒険に対する考え方や今後の抱負などについて話があり、「冒険にあたっては消費エネルギーをきちんと計算して食料を準備している」ことや、「厳しい状況を乗り越えるためにメンタルコントロールを常に心がけている」など、実体験に基づくリアリティあふれる報告がありました。
 また、報告後に行われた質疑応答では、同氏の考え方を今後の進路の参考にしたいという学生から質問があるなど、非日常的な報告に刺激を受けた様子でした。