学生による地域志向活動「地域交流朝市」を開催

 

販売前の長蛇の列

 

学生がブースに立ち、地域の特産品を販売

 

よさこいサークル「よさとせ歌舞輝」による演舞

 

いぶりばでぃの試食コーナー

 

 秋田大学は5月20日、連携協定を締結している14自治体(市町村)のうち6自治体(北秋田市、男鹿市、仙北市、美郷町、東成瀬村、湯沢市)の協力のもと、手形キャンパスで「秋田大学地域交流朝市」を開催しました。
 この朝市は、学生が地域の特産品や地域の諸課題について事前学習をした上で販売・PRすることを前提としており、学生が地域への関心を持つことのきっかけづくりの事業として位置づけられています。
 地域志向の学生を少しでも多く育て、各地域の多様性への理解促進や地域交流の輪を広げること、加えて、近隣住民に気軽にキャンパスを訪れてもらうための機会提供のため、春と秋の年2回開催。6回目の開催となる今回は、各地域へ足を運び特産品の製造やこだわりについて学んだ学生13名がブースに立ち、来場者との交流を楽しみながら、担当する地域の魅力を発信しました。
 晴天に恵まれた朝市当日は、朝8時からの販売開始前から長蛇の列ができ、人気の特産品は30分で売り切れてしまうほどの盛況ぶりでした。また、同じ会場では、自主的に参加を申し出た、よさこいやアカペラ、ニューアンサンブルなどの学生サークルによる演舞や演奏の披露も行われ彩りを添えました。更に、隣接のインフォメーションセンターでは、学生が横手市山内地区と協働で製作している、大学オフィシャルいぶりがっこ(燻製した大根の漬物)となる『いぶりばでぃ』の試食が行える“いぶりばでぃカフェ”(製作した学生がカフェを運営)をオープンし、買い物帰りの方々で賑わいました。
 「地域交流朝市」は、学生が大学と地域を結ぶ架け橋となり、地域交流を深める場として好評を博していますが、今回は地域住民など約400名が来場。地域に根ざす大学として、今後も学生による地域志向活動等を通じて、地域の活性化と発展に寄与することを目指します。