防災教育外部指導者派遣事業において、水田敏彦地域防災部門長が六郷高等学校で講義を行いました。

 

 

 10月1日(水)秋田県立六郷高等学校の全校生徒295名を対象に、地域創生センター水田敏彦地域防災部門長が「地震や津波から命を守ろう」と題し、講義を行いました。
 六郷高校は奥羽山脈の麓に位置し豊かな湧き水が有名な地域ですが、1896年に発生した陸羽地震の震源に近く、被害が集中した地域でもあります。
 水田地域防災部門長は、美しい山脈や湧き水がもたらす恩恵とともに、災害が多い国であることを理解し災害に備える必要があると述べました。また1896年陸羽地震や1914年秋田仙北地震の被害を時代背景や被害要因を交えながら説明し、過去の災害や地域特性を知ることは自分の身を守るためにも、また地域の防災のためにも必要であると述べると、生徒達は身近な場所で起きた過去の地震災害に驚きながらも、今後の災害にどう向き合うべきか考えているようでした。

 地域創生センター地域防災部門では、小中学校、自治体、企業等への講演会、出前授業等を通じて、広く秋田県の安全・安心のための防災教育活動を行っています。県内の防災・地震におけるご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。