防災教育外部指導者派遣事業において、水田敏彦地域防災部門長が秋田県立横手清陵学院中学校・高等学校で講義を行いました。

 

 

 10月8日(水)秋田県立横手清陵学院中学校・高等学校の全校生徒750名を対象に、地域創生センター水田敏彦地域防災部門長が「地震から100年 秋田仙北(強首)地震のはなし」と題し、講義を行いました。
 水田地域防災部門長は、日本は自然の恵み豊かな国であるが自然災害の多い国でもあることを知り、自然に対して謙虚な心を持って備えていかなければならないと、防災を学ぶ姿勢について述べました。そして、1914年秋田仙北(強首)地震では、当時の建物は耐震性が低く建物倒壊による人的被害が多かったことを説明し、建物の耐震性を高くすること、部屋にある家具を固定するなどの屋内の安全を確保することが地震防災において重要であると述べました。
 また地震の多い日本で発達した建物の免震・制振技術について説明し、地震被害軽減のために努力してきた日本人の知恵と技術に、生徒たちは関心を深めた様子でした。

 地域創生センター地域防災部門では、小中学校、自治体、企業等への講演会、出前授業等を通じて、広く秋田県の安全・安心のための防災教育活動を行っています。県内の防災・地震におけるご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。