国際シンポジウム「南部・東アフリカ資源学最前線」を開催

 

挨拶を述べる佐藤副学長

 

三原衆議院議員

 

セジョ モンツォ副大使

 

聴講する本学の留学生ら

 

 秋田大学国際資源学研究センター(International Center for Research and Education on Mineral and Energy Resources 以下「ICREMER」)では2月21日、「ICREMER第12回国際シンポジウム」を筑波大学東京キャンパスで開催しました。
 このシンポジウムは、資源学分野の学術交流の促進を目的に毎年行っているもので、今回のテーマ“南部・東アフリカ資源学最前線”は、昨年6月に本学が南部アフリカの資源国・ボツワナに、「秋田大学ボツワナ事務所」を開設したことがきっかけとなっています。
 講演に先立ち、佐藤時幸副学長(国際戦略担当)が「資源開発には10年から20年程度を要するとも言われており、安定的で持続可能な地下資源供給に繋げるためには研究を持続し更に人材を絶えず開発し続けることが重要。ICREMER、更に国際資源学研究科を有する本学にとって大きなミッションである」と挨拶を述べました。引き続き、日本・アフリカ連合(AU)友好議員連盟会長代行の三原朝彦衆議院議員、Sejo Montsho(セジョ モンツォ)駐日ボツワナ共和国副大使による来賓祝辞がありました。
 第一部では「南部・東アフリカの現状等及び取り組み」として、前在ボツワナ日本国大使の尾西雅博氏をはじめとする、資源外交・資源分野に携わる関係省庁・機関の4名の講師による講演がありました。第二部では、資源開発や資源学分野のエキスパートである国内外の大学教員及び関係機関の9名の講師が、南部・東アフリカに関する学術講演を行いました。
 当日は約100名の参加者があり、職種の壁を越えた互いの交流を深める場となり、また今後の資源学分野の前進、更には南部・東アフリカ資源国との関係発展に有意義なシンポジウムとなりました。