秋田大学、「南部・東アフリカ資源学合同国際シンポジウム」を開催

 

講演をする川村ICREMERセンター長

 

祝辞を述べられる三原衆議院議員

 

 秋田大学国際資源学研究センター(International Center for Research and Education on Mineral and Energy Resources 以下「ICREMER」)は11月21日、JICA地球ひろば(東京都市ヶ谷)で、本学大学院国際資源学研究科博士課程教育リーディングプログラム及び北海道大学持続的資源系人材育成プログラムとの共催で「南部・東アフリカ資源学合同国際シンポジウム」を開催しました。

 ICREMERは、南部・東アフリカの新規資源開発地域フロンティアであるボツワナ、モザンビーク、ザンビアに、アフリカ最大の経済大国であり鉱業大国である南アフリカを加えた計4か国の代表的な大学との研究者交流、共同研究、若手研究者育成を行うプログラム(日本学術振興会研究拠点形成事業 以下「拠点形成事業」)を今年度から開始しており、本シンポジウムは、当該プログラムの取組みや研究成果を広く一般に発表するために実施したものです。

 第一部では、ICREMER、拠点形成事業及び共催プログラムの紹介を行い、また来賓を代表して、日本・アフリカ連合(AU)友好議員連盟会長代行の三原朝彦衆議院議員が祝辞を述べられました。続いて第二部では、拠点形成事業の国内協力大学及び研究所から資源学分野の研究者3名、第三部では、拠点形成事業の海外拠点大学から6名、そして最終の第四部では、ICREMER担当教員5名が、それぞれの機関における取組み及び学術研究に関する講演を行いました。

 当日は約100名の参加者があり、ICREMER及び拠点形成事業の取組みについて発信する良い機会となり、産学官の枠組みや国境を越えた互いの交流を深める場として、今後の拠点形成事業及び資源学分野の前進、さらには南部・東アフリカ資源国との関係発展にとって非常に有意義なシンポジウムとなりました。