子ども科学教室in八峰町を開催しました(H24.3.4)

ハタハタについてレクチャー

 

解剖に取り組む子どもたち

 

捌いた魚を調理

 

 3月4日(日),峰浜地区文化交流センター「峰栄館」において,子ども科学教室in八峰町「海の生物学~ハタハタを見て,解剖して,食べて,知ろう~」を開催しました。講師は,秋田大学教育文化学部自然環境選修の石井照久准教授で,子ども22名,保護者3名の計25名が参加しました。
 今回は,秋田でなじみ深い魚「ハタハタ」を解剖し,生態や特徴について学び,解剖・観察の後には調理しておいしくいただきました。
 まず作業に取りかかる前に,ハタハタの生態や体の構造について解説し,解剖する際に確認するポイントや体の特徴について説明しました。その後,調理室に移動して作業開始。ハタハタの特徴がわかりやすいように,比較対象としてアジも解剖しました。子どもたちは,先のレクチャーで説明を受けた内容について確認しながら,口の構造やひれ,水晶体の大きさ,脳などを観察し,「ハタハタの方が口とひれが大きい!」「魚の脳を初めて見た」と興味津々の様子で取り組んでいました。
 観察の後は調理。捌いた魚を塩や醤油で味をつけオーブンで焼きました。子どもたちは初めて自分で捌いた魚を調理して「体の仕組みがよくわかった」「自分で捌いたハタハタとアジはおいしかった」と満足げな様子でした。