4大学連携協力事業
「横手市山内三又地区 雪中運動会」へ参加
秋田大学・秋田県立大学・国際教養大学・秋田公立美術大学は2月22日、4大学連携協力事業の一環として、横手市山内三又地域で開催された「第35回雪中運動会」へ参加しました。
留学生を含む4大学計22名が、お年寄りから子どもまで誰もが楽しめるようにと考案されたユニークな競技に、地域の皆さんと一緒に挑戦し心地よい汗を流しました。
このうち、そりに子どもを乗せて引っ張る“馬力競争”では、肝心の子どもを振り落し快走?する者が続出し、会場の笑いを誘っていました。
また、祝い事があるたび地域の人々が集まって行っている“祝い餅つき”は、細長い木を杵として使い大勢で臼を囲み餅をつくという、独特のスタイルで行いました。
地域の皆さんにも参加した学生にも一様に温かい笑顔が溢れ、とても気持ちの良い交流となりました。
《参加学生》
秋田大学 11人
秋田県立大学 1人
国際教養大学 5人
秋田公立美術大学 5人
《学生の感想》
住民の方と一緒に協力して笑って話しをして、普段なかなか他の世代の方と交流することもできなかったため貴重な体験となりました。来年から社会人になってしまうため参加は難しいと思いますがまたこのような企画があったら参加したいです! 社会人でも参加してよければ参加させて頂きます。また、他大学の学生とも交流を図ることができてよかったです。 (秋田大4年)
今年4年生となり、秋田での生活も少なくなったときに、秋田でしかできないような経験をさせてもらえたことに感謝します。
第35回という歴史ある運動会が今もまだ山奥の農村で続いている事実、またこの祭りに秋田大学をはじめとする大学、大学生が参加した経緯、どれもとても面白く、良い秋田の事例になるのではと思いました。(県立大4年)
雪中運動会は私にとってとても素晴らしい体験でした。私は全然雪がないところから来たので秋田の雪をとても楽しんでいました。
競技の中で特に好きだったのが、ケツゾリ競争と伝統的な餅つきです。ケツゾリ競争では子どもに戻った気分になりました。餅つきはつきあがった餅がとてもおいいかったし、伝統的な餅つきの方法を知ることができたのがうれしかったです。
準備していただいた鍋の昼食は本当に素晴らしいもので、地域の方とお話することもできました。地元の方と日本語を話す練習になりましたが、方言を理解するのが難しかったです。みなさんに歓迎していただいたおかげで、とてもよい時間を過ごすことができました。私は今回の活動に参加して本当によかったです。(教養大留学生)
自分の背丈よりも雪が積もっている光景を生で見るのは初めてでした。そんな中行われた雪中運動会はとても楽しく、自分を童心に返してくれるようでした。特に「かんじきリレー」が私の中で一番印象に残っており、同じ雪国に住んでいながらも中々履くことの無いもので、今回初めて経験しました。振るまってくださった料理も美味しく、本当に参加してよかったと思います。(美術大2年)