「平成27年度秋田県自主防災組織育成指導者研修会」において,水田教授・鎌滝准教授・野越地域防災アドバイザーが講義を行いました。

 秋田大学地域創生センター地域防災部門の水田敏彦教授・鎌滝孝信准教授・野越三雄地域防災アドバイザーが「平成27年度秋田県自主防災組織育成指導者研修会」において講義を行いました。
 この研修会は,災害発生時の自主防災体制を確立するため,県内の自主防災組織のリーダーや自主防災組織が整備されていない地域の町内会長等および各市町村の防災担当者を対象に,自主防災組織の結成促進,育成強化を図ることを目的として秋田県が毎年開催しているものです。今年度は9市町で開催されました。

日付 市町村 会場 人数 担当教員
平成27年11月16日 由利本荘市 由利本荘市消防本部会議室 30名 水田教授
平成27年11月18日 秋田市 東部市民サービスセンター 57名 野越地域防災アドバイザー
平成27年11月24日 能代市 能代市役所二ツ井町庁舎 36名 水田教授
平成27年11月25日 鹿角市 鹿角市交流センター 46名 鎌滝准教授
平成27年12月2日 美郷町 美郷町公民館 63名 鎌滝准教授
平成27年12月3日 男鹿市 男鹿市民文化会館 63名 鎌滝准教授
平成27年12月11日 湯沢市 湯沢市役所本庁舎4階41会議室 77名 鎌滝准教授
平成28年1月26日 羽後町 羽後町多目的研修施設 29名 水田教授
平成28年1月28日 大仙市 南外コミュニティセンター 58名 水田教授

 美郷町で開催された研修会で,鎌滝准教授は,日本は災害の多い国である自覚を持ち災害をやりすごす知恵と備えが必要であり,普段から災害に対して備えておくことの重要性について述べました。
 また,1896年陸羽地震を引き起こした活断層について触れ,断層の活動が周囲の地形に影響を及ぼし,山脈や盆地を作り出す要因になると説明しました。そして,地震が起こる間隔は数百~数千年と長く伝承が難しいが,減災のためには,後世の人達へ過去に起きた地震とその被害を伝えていく努力が必要であると述べました。

 


 秋田市では野越地域防災アドバイザーが,最新の地震研究による知見や自主防災組織の在り方について,今回の会場である秋田市東部に焦点を当てながら解説しました。
 野越地域防災アドバイザーは,東部地区は津波被害の恐れは少ないものの,県が実施した日本海を震源とする地震被害想定調査によれば震度6弱以上の揺れが生じる可能性があることを説明。参加者に対して,自分が住む地域の高齢者や要介護者などを把握し,いざという時にそうした人々を誰が助けるのかを決めておくといった取り組みをしてほしいと述べました。

 

 

 地域創生センター地域防災部門では,小中学校,自治体,企業等への講演会,出前授業等を通じて,広く秋田県の安全・安心のための防災教育活動を行っています。県内の防災・地震におけるご相談がありましたら,お気軽にご連絡ください。
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