横手市で小学生を対象とした英語体験学習事業「2019イングリッシュ・アドベンチャー」を開催しました

「What's your name?」名前を覚えるゲームでアイスブレイク。

 

昼食中も、好きな食べ物の話や各国の食習慣について会話を楽しむ姿が見られました。

 

留学生・大学生が鬼のお面をつけ、「色鬼」を行いました。

 

二日間の思い出や学んだことをポスターにまとめています。

 

休憩中の一コマ。神経衰弱ゲームで盛り上がっていました。

 

 9月28日(土)~29日(日)、横手市増田町狙半内の「釣りキチ三平の里体験学習館」を会場に「2019イングリッシュ・アドベンチャー」(主催:横手市教育委員会教育総務部生涯学習課、共催:秋田大学地方創生センター、秋田大学横手分校)を開催しました。

 本事業は横手市在住の小学5・6年生を対象に「多文化理解・国際交流」に重点を置き、秋田大学に在学している様々な国出身の留学生との交流を通して多文化への興味・親しみを育み、国際感覚の育成を図ることを目的としています。

 留学生との交流内容については、本学高等教育グローバルセンターの平田友香協力教員を中心にカリキュラムの作成から当日の運営を行い、また活動には留学生8名と学生3名が参加し平田教員と共に小学生と交流を行いました。

 1日目はアイスブレイクとして、留学生の母国紹介を聞いた後、英語での自己紹介の表現を学び全員で実践することからスタートしました。最初は緊張気味な子どもたちでしたが、留学生のクイズ形式の紹介で徐々に打ち解けていき、全員での自己紹介ゲームも積極的に取り組んであっという間に仲良くなったようでした。その後も5月にリニューアルオープンした増田まんが美術館の見学やイワナつかみ体験など横手の特色のある体験も交えつつ交流を行いました。

 2日目はこれまでの様々な活動を振り返って、楽しかったことや学んだことをグループ毎にポスターにして発表しました。発表資料や説明もできるだけ英語で伝えることとし、子どもたちはわからない単語や発音を留学生・大学生たちに聞きながら、わいわいと楽しそうに作業をしていました。発表ではジェスチャーを付けて発表するグループやポスターに力を入れたグループなど様々でしたが、どのグループも楽しく2日間を過ごせた様子が伝わってきました。

 小学生からは「留学生や大学生とたくさん話せて楽しかった」「知らなかった単語を覚えることができた」「ポスター発表やイワナつかみなど留学生と協力して楽しかった」などの感想があり、また、留学生からは「子どもたちが英語を楽しく学んでいる姿を見ることができて良かった」「子どもたちと仲良くなれたことはもちろん、他の留学生・大学生ともつながりができた」と感想がありました。日本人学生の感想の中には「外国語活動における支援の仕方を学ぶことができた」と様々な視点での感想があり、充実した2日間となったことが伺えました。