秋田大学オフィシャルいぶりがっこ「いぶりばでぃ」大根の漬込みを行いました(R2.12.6)

大根を燻し小屋に吊すための編み込み作業



 

燻し小屋の前で



 

漬込み小屋に向かうところ



 

漬込みの様子



 

お世話になった地元農家の皆様と



 

 令和2年度「いぶりばでぃ」づくり初回の活動として、12月6日(日)、横手市山内地区で大根の漬込み作業を行いました。

 今回の活動には、学生有志7名(国際資源学研究科2名・教育文化学部4名・理工学部1名)が参加。地元農家の方々の指導のもと、大根を燻す前の編込みの作業と漬込み作業を体験させていただきました。
 今年度は新型コロナウィルスの感染拡大を受け、各種活動が制限される中ではありましたが、地元農家の方々は学生をあたたかく迎え入れてくださいました。今回の活動で得た経験を、今季の「いぶりばでぃ」販売計画やPR活動に反映していくこととしています。


~活動の記録~
【山内三又到着、懇談】
 初めに学生一人ずつ自己紹介・今回の活動への意気込みを話したのち、農家民宿の髙橋篤子さんから今回の作業についての説明を伺った。

【大根の編込み】
 地元農家の方々から縛り方のコツを習い、大根の編込み作業を行った。今回初めて参加した学生は大きさや形の不揃いな大根をバランス良く配置し結わえるのに苦戦していたようだが、コツを教えあいながら協力して作業を完了した。

【漬込み】
 地元農家の方々と協力し、300kg用の大型コンテナボックスの中で大根と漬材を敷き詰める作業を行った。不揃いな大きさ・形の大根の配置バランスなどの調整が難しかったようだが、秘伝の漬け材の香りに包まれながら作業を行った。2ヶ月後の樽開けが楽しみである。


~参加学生の感想(一部抜粋)~

「今回の活動でまた更に山内地区と地元のお母さんたちといぶりがっこが大好きになりました。あの量の大根を見ることはもう一生ないかもしれません。大根を編む作業は昨年やっているもののやはりまだ難しく、コツを掴もうとして何回も編んでいると、あっという間に時間が経っていきました。漬け込みは大根のパズルみたいでおもしろかったです。いぶりがっこ作りに関わるという貴重な経験ができて本当にありがたいことだと感じました」(理工学部4年)

「秋田の名産『いぶりがっこ』がどのように作られているのか、今までほとんど知りませんでした。今回、いぶりばでぃの活動に参加したことで、作る過程を知れただけでなく、秋田のお母さんたちがひとつひとつ丁寧に愛情込めて作っているという、あたたかさも感じることができました。燻す前の大根を編んだり、漬ける作業をしたりする貴重な体験が出来て本当に良い1日となりました。お土産に貰ったいぶりがっこは、楽しかった活動の余韻に浸りながらクリームチーズと一緒に美味しくいただきました」(教育文化学部4年)


「初めていぶりばでぃの活動でしたが、とても充実したものになりました!小さい頃から身近にあったいぶりがっこでしたが、作る過程を見たのも、体験したのも初めてでとても貴重な経験でした。お昼ご飯も本当に美味しかったし、山内のお母さん達にも優しくしてもらって素晴らしい時間でした。もっと早くから参加していたかったと何回も思うほど楽しかったです。ぜひ次回も参加したいです!ありがとうございました」(教育文化学部4年)

「今年は活動できないかもしれないと諦めていましたが、少ない活動でもいぶりばでぃの活動ができて本当によかったです。昨年までと同様の作業であるにも関わらず、大学生最後のいぶりばでぃとあって全ての作業に名残惜しさを感じました。初参加の友人もとても喜んでくれて、自分自身改めていぶりばでぃに参加していてよかったと思いました。また、篤子さんをはじめとしたお母さん方が変わらず元気に活動している様子も見ることができてよかったです。年明けの活動にもぜひ参加したいと思います」(教育文化学部4年)