令和5年度「『山と川のある町』横手の野鳥を訪ねて 初夏編」を実施しました。

1回目の講義の様子

 

講師の佐々木分校長

 

今泉橋での観察

 

雄平橋付近での観察

 

鳥あわせの様子

 

 令和5年5月27日(土)と6月3日(土)の2日間に渡って、令和5年度『山と川のある町』横手の野鳥を訪ねて 初夏編」(主催:秋田大学地方創生センター、横手分校)を開催しました。

本講座は、秋田大学横手分校長であり、日本野鳥の会秋田県支部長である佐々木均を講師に、豊かな自然環境に恵まれた横手に生息している多様な野鳥について、その種類や生態の一端を紹介するもので、昨年度の横手市内での実施に続き2年目の開催となります。
今年度は十文字地区で開催し、1回目には講義を、2回目には実際に野外に出て観察を行いました。

1回目の講座は十文字地区交流センターで開講し、横手に生息する野鳥について、講師自らが撮影した写真や動画を交えて分かりやすく解説がありました。
また、会場後方にはパネル展示なども行い、和気あいあいとした雰囲気で講師にも沢山の質問があがりました。
2回目は十文字地区交流センターに集合し、十文字地区の橋や堤防などをバスで巡り実際に野鳥の観察を行いました。
初めの今泉橋では、初めて双眼鏡を持つ方もいらっしゃったため、使い方についてのレクチャーを行いました。その後、全員で橋の上や堤防付近を歩きながら観察を行い、数種類の野鳥を観察することができました。
次に雄平橋に移動し、以前は白鳥飛来地であったことなど講師から説明がありましたが、天候が崩れてきたこともあり、早々に十文字地区交流センターに戻り、今日、観察出来た野鳥について確認する「鳥あわせ」を行い、全行程を終了しました。

野鳥の観察という事で10名の定員と少人数での開催となりましたが、昨年に引き続き参加された方もおり、「昨年も参加したが、普段耳にする鳥の声に注意を払うようになった」「観察をすることがさらに楽しくなっています」という声や、初めての方からも「一人だと見つけられないので、教えてもらいながら様々な鳥がいることを知ることができてよかった」と楽しく受講できたという感想を多くいただきました。