「子どもから高齢者まで~各世代に応じた睡眠力向上作戦~」を実施しました。

1回目 太田教授のオンライン講義の様子

 

2回目 久米教授によるストレッチ実践の様子

 

3回目 津軽谷助教によるストレッチ実践の様子

 

4回目 上村准教授の講義の様子

 

秋田大学横手分校は令和5年9月8日(金)、14日、21日、28日(木)の全4回に渡り、横手市交流センターY2ぷらざにて「子どもから高齢者まで~各世代に応じた睡眠力向上作戦~」(主催:秋田大学横手分校、秋田大学地方創生センター)を開催しました。

 睡眠は日常生活において欠かせないもので誰もが毎日行っているものですが、現代のストレス社会では、「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」「朝早く目覚める」「日中眠くなる」などの問題を抱えている方が老若男女問わず増えてきています。
 本講座では、睡眠の医学的な面や生活リズムの面について正しく理解し、良眠を得るための方法や生活習慣について、最新の知見を基にわかりやすく伝え、県民の病気の予防や健康福祉に貢献することを目的に開催しました。

 1回目はオンライン開催で、医学部保健学科の太田英伸教授より「睡眠メカニズムの発達と睡眠障害について」と題し解説がありました。会場ではZoomをスクリーンに投影して全員で聴講する形式を取り、講師と受講者が音声でやり取りする場面もありました。
 2回目以降は対面での開催で、久米裕教授が「世代に応じた休息と活動パターンの特徴とその改善方法」を、3回目は津軽谷恵助教による「よく眠れるための生活習慣について」を、最終回は上村佐知子准教授より「不眠症の認知行動療法(CBT-Ⅰ)」について解説があり、年齢による生活リズムの変化やそれに合わせた睡眠の改善方法について研究結果などを交えてそれぞれお話をされました。久米教授、津軽谷助教の回では睡眠に効果的なストレッチなども行い、その場で体を動かす場面もありました。

 毎回、最後に質疑応答の時間を設けましたが、受講者からは自身の状況などを交えて質問があがり、睡眠についての関心の高さが伺えました。また、アンケートからも大変参考になってよかったという声が多く聞かれました。