第6回いぶりんピックで活動紹介を行いました。(H24.2.2)

選手の方々の前での活動紹介

 

パネルの説明をする学生

 

 2月2日(木), オフィシャルいぶりがっこ製造プロジェクトに参加している教育文化学部長沼研究室の学生たちが,横手セントラルホテルにおいて開催された「第6回いぶりんピック」に参加し、プロジェクトの活動紹介を行いました。
 この「いぶりんピック」は,山内地域が発祥と言われている「いぶりがっこ」と燻製食品の美味しさを競い合うもので、今年で6回目の開催となります。今回は、いぶりんピックに出品している選手の方々に向けて,プロジェクトの概要や今年度の活動状況を発表しました。
 発表の時間帯は開会式の後,審査が行われている間の約30分間。待機している選手の方々を前に,プロジェクトの目的やこれまでの活動,取り組みを通じて学んだことなどを緊張しつつも落ち着いた様子で紹介していました。発表終了後には,参加者の方から「いい発表だった」,「活動に関わってどのような感想を持ったか」などの感想や質問が寄せられ,プロジェクトに関心を持っていただく機会となったようでした。
 会場前のロビーでは,プロジェクトの概要や10月に開催した地域活性化イベントの様子を紹介したパネル展示を行い,会場を訪れた方々に対して説明をしました。また,今年の製品ラインナップやラベルデザイン,プロジェクトのブログなどについて質問された学生たちも,一生懸命応答していました。
 発表後は,いぶりんピックに出品されたいぶりがっこと燻製食品の創作料理を試食しました。学生たちは,生産者によっていぶりがっこの味が全く違うことに驚き,興味津々な様子で食べ比べていました。

また,午後から行われた発酵フォーラムにも参加し,東京農業大学名誉教授 小泉武夫先生の講演を聴講しました。様々な国や地域の発酵・燻煙食品に関する文化についての講演を聴いて,「世界にはまだまだ知らない食品があり,発酵・燻煙文化の奥深さを感じた」と
いい刺激になったようでした。

 2月4日・5日にはついに樽開けを迎える「いぶりばでぃ」。学生たちは地域の方々の活動に対する期待を改めて感じ,今後の活動への思いを新たにしていました。