山内三又地区雪中運動会に参加しました。(H24.2.26)

地元の方々と一緒に競技に参加

 

伝統的な餅つきを体験

 

 2月26日(日),横手市山内三又地区において開催された「三又地区雪中運動会」に教育文化学部の学生が参加しました。
 この雪中運動会は毎年三又地区で開催され,今年で32回目となります。今回は,学生と地元の方々との交流を図ろうと,オフィシャルいぶりがっこ製造プロジェクトに参加している教育文化学部長沼研究室の学生を中心に教育文化学部の学生に呼びかけ,2年次から4年次の16名が参加しました。
 当日はあいにくの雪模様で,初めて三又地区を訪れた学生は,積雪1.8メートルを目の当たりにし,その積雪量に驚いていました。競技では,数字の書かれた的に雪玉を当て点数を競うユニークなものや,地区対抗の玉入れ,綱引きなどが行われ,学生たちも地域の方と一緒に参加しました。地元の方々からは「学生がいると活気がちがう」「大勢参加してくれてよかった」という声が聞かれました。
 競技終了後には餅つきも行われ,つきたての餅が全員に振る舞われました。餅つきは三又地区の伝統的な方法で行われ,大人の背丈よりも高い,細長い木を杵として使用します。そして7~8名ほどで臼を取り囲んで餅をつきます。餅をつく人数は多ければ多いほどいいそうです。この伝統的な餅つきに学生も参加しました。つきたての餅を食べるのは初めてという学生も多く,「臼と杵でついた餅は柔らかくて驚いた。とてもおいしい」とうれしそうな表情で餅を頬張っていました。
 終了後は三又コミュニティーセンターで昼食をとりました。参加者全員で,地元婦人会の方々が作った鍋を囲み,親睦を深めました。参加した学生は「大学外で人と関わることが少ないのでいい経験になった」「地元の方々が温かく迎えてくれてうれしい」と感想を述べていました。