学生が横手市山内三又地区の春祭り、わらび園の野焼きに参加しました。(H24.5.12)

 

 

「大山祗神社祭」の様子

 

 

三又観光わらび園の野焼き作業の様子

 

 5月12日(土)、秋田大学の学生が取り組むいぶりがっこ作りで交流のある横手市山内三又地区において、春祭り「大山祗(おおやまずみ)神社祭」が行われ、学生18名が参加しました。
 
 春祭りでは米俵に飾り付けを施した神輿を担ぎ、独特な節回しの唄を歌いながら各家々を回る「えびすだら」を行っていましたが、年々の地区の高齢化により今回の開催は約5年ぶりとなります。

 学生たちは地域の方から「えびすだら」の唄やしきたりなどの手ほどきを受け、「ジョヤサ!ジョヤサ!」のかけ声と共に地区内を練り歩きました。当日はあいにくの雨模様となりましたが、「初めての体験で楽しい」と話す学生もおり、各家々の方と交流をしながら地区を一周しました。最後は大山祗神社に神輿を奉納し、地区の安全を願いました。

 夜は廃校になった小学校の体育館で、三又のほとんどの住民が、思い思いのおかずとご飯の重を持ち寄り、練習してきた自分たちの芸を披露しました。学生もコントや歌、地区の子どもたちと一緒の合唱、住民の芸の相方をするなど、張り切って参加していました。

 また、翌日13日(日)は、授業の一環として地元の方へインタビューを行い地域の抱える課題などについて話し合いを行い、また、14日(月)には三又観光わらび園で開園に向けて行われた野焼き(火入れ)作業にも参加しました。

 参加した学生たちは、地域の祭、住民との話し合いなどを通して、山内三又地区のあたたかさに触れると共に、地域が抱える問題について考えていた様でした。