秋田大学オリジナル米「ほたるひめ」プロジェクト
第7回 「脱穀・収穫祭」を実施しました(H30.10.6)

 

 

 

 

 平成30年10月6日(土)に秋田大学オリジナル米「ほたるひめ」プロジェクトの今年度の締めくくりとなる,第7回の「脱穀・収穫祭」を行いました。当初の予定では1泊2日の予定でしたが,翌日に台風が本県に最接近することとなったため,1日のみの活動となりました。

 午前中は,男子学生は敷地内にスイセンの球根を植える作業を行いました。台風の影響もあり,この時期では珍しい最高気温が29度となる暑いの中での活動となりました。当初は脱穀作業を行う予定でしたが、台風の接近に伴い,森のテラス側で予定を前倒しして脱穀作業を終えていたため,作業内容が変更となりました。

 女子学生は昼食作りの手伝いを行い、自分達で作った米(うるち米)できりたんぽ作りをしました。炊きたてのご飯を潰して手際よく杉の棒にくっつけて形を整え,金網を乗せた薪ストーブの上で焼き目を付けていきます。こうして薪ストーブで焼くのも今ではなかなか珍しい光景です。自分達で作った米を使ってのきりたんぽの味は格別でした。

 午後からは午前に引き続き,スイセンの球根植えを行いました。午後の作業には女子学生も参加し,全員での作業となりました。国道105号沿いから「蔵」に至るまでの約300メートルに渡って球根を植えたため,学生からは疲労の色が見えましたが,最後の球根を植えたときには達成感から喜びの声が挙がっていました。春に開花する光景が楽しみです。

 活動の最後に濱田分校長から,今年度のほたるひめプロジェクトの講評をいただきました。また,森のテラスオーナーの山田氏からもご挨拶を頂きました。4年生の学生からは「1年生の時からお米作りに関わってきたので感慨深い」,「卒業後にもまた森のテラスに来たい」などの感想が寄せられ,森のテラスでの活動が,大学生活において,また今後の人生の糧となる貴重で有意義な活動となったことが伝わってきました。

 4月から始まり計7回の活動となりましたが,森のテラスを始め地元のみなさんには本当にお世話になりました。感謝の気持ちを込めてみんなで記念撮影をして森のテラスを後にしました。