男鹿市児童生徒の医学部訪問事業を開催しました(R1.7.23)

 

 

 

 

 

 秋田大学男鹿なまはげ分校は令和元年7月23日(火)、男鹿市内の小中学生(小学5年生以上)を対象とした「医学部訪問事業」を実施しました。
 この事業は、将来の職業として医師や医療関係の仕事に興味・関心のある子どもが医療関係者と交流することで、夢や希望を膨らませ、より具体的な形で夢の実現に向けて努力しようとする意識の醸成を目的として、男鹿市教育委員会との協働により実施したものです。

 この日は、男鹿市内の小中学生19名が医学部附属病院シミュレーション教育センターを訪問。
 開校式で参加者と受け入れスタッフの顔合わせを済ませた後、4つのグループに分かれてシミュレータを用いた腹部超音波検査、救命救急、腹腔鏡手術、皮膚縫合に挑戦しました。指導にあたった医学部学生は、作業の手順や注意点などについて参加者の好奇心や集中力を切らさないよう、説明に工夫を凝らして実習をサポートしました。

 午後からは、担当した学生との交流を深めてもらうため懇談会を行いました。医師を志した動機や大学での生活の様子、小中学生時代の過ごし方など、様々なことを聞き出し目を輝かせていました。

 参加者からは、「人の命の大切さや、医学の大切さを知りました」「倒れている人を見つけたら、今日習ったこと(心肺蘇生法・AED)を活かしてみたいと思いました」「いろんなことに挑戦することが楽しい将来につながると思いました」「医学部の学生に質問したり、お話を聞いたりできてとても楽しかった」などの感想が寄せられました。