地域防災減災総合研究センター企画展「『日本海中部地震から40年』秋田の防災・減災パネル展」を開催しました。

 

 

地域防災減災総合研究センターは、令和5年5月24日(水)~ 5月30日(火)(土・日を除く)に、秋田大学インフォメーションセンターで、秋田大学地域防災減災総合研究センター企画展「『日本海中部地震から40年』秋田の防災・減災パネル展」を開催しました。
このパネル展は、1983年(昭和58年)5月26日に発生した日本海中部地震から40年の節目となる日に合わせ、来場者の防災意識・知識を向上することを目的として開催したものです。
会場には、日本海中部地震をはじめ、1896年(明治29年)の陸羽地震、1939年(昭和14年)の男鹿地震など、秋田県で過去に発生した地震に関する被害状況の写真・調査記録をまとめたパネルのほか、1914年(大正3年)の秋田仙北地震による秋田鉱山専門学校の被害状況や、秋田大学手形キャンパス周辺の防災マップのパネルを展示しました。
また、あわせて秋田大学地域防災減災総合研究センター構成員の研究についてもパネル展示を行い、来場者に同センターを知っていただく機会としました。
地域防災減災総合研究センターの水田敏彦教授は、地元テレビ局の取材に対し、「防災の基本は『知って備える』こと。過去に発生した災害を知ることと、地域を知ること。そして、地震だけでなく風水害にも備えてほしい。」と述べました。
会期中は、秋田大学の学生だけでなく、近隣地域の住民も会場を訪れ、興味深そうに展示を見学していました。