オープンキャンパス

受け付け開始前から長蛇の列

 

研究室で体験する高校生

 

取材する学生広報スタッフ(秋山)

 

踊りを披露する学生サークル

 

 7月27日、秋田大学手形・本道の両キャンパスでオープンキャンパス(以下、OC)が開催されました。私たち学生広報スタッフは、広報課の職員と一緒にインタビューを行いました。

 朝はあいにくの雨で来校者が減るのではないかと心配していましたが、徐々に日が差しはじめ、あっという間の晴れ模様。さっきまでの雨が嘘のような猛暑になり、来てくれた高校生や保護者の方々を迎えるには絶好の天候となりました。

 受付開始が9時でしたが、8時過ぎには既に県内外の中学生、高校生及び保護者等で、長蛇の列がつくられる場面もあり、当日は3,000人を超える来場でした。

 各学部がさまざまな内容を用意しており、国際資源学部と教育文化学部は9時半から、理工学部と医学部は10時から学部の概要説明会が行われました。その後、コース・研究室の紹介、模擬授業を行ったほか、職員による入試・奨学金・就職関係等の相談コーナー、在学生による相談コーナーなど、秋田大学でのキャンパスライフが具体的にイメージできるような工夫を凝らしたプログラムが実施され、高校生たちは大学での教育・研究、学生生活などについて熱心に耳を傾け、情報収集に努めていました。

 構内では学生たちが大活躍。どのプログラムも大盛況で、学生と来場者で活発なやりとりの中、丁寧な説明がされていました。また、屋外に設けられた特設ステージでは、学生サークルによる歌や踊りのパフォーマンスなどを堂々と披露し、見る者を魅了しました。来場者は、生き生きとした在学生の姿が輝いて見えていたに違いありません。

 我々は来場者(高校生と保護者)を対象に【①参加理由、②本学のOCを知ったきっかけ、③OCに参加した感想、④その他】の項目に分けてインタビューを行いました。

 ①では「進学を希望しており、構内の雰囲気が気になったから」、②では「高校の先生に聞いた」「HP・看板・広報誌などで見た」と回答した方が多くみられ、③では「理工学部に意外と女子学生が多い」「コミュニケーション能力が高い・学生が楽しそう」「学生・教員の説明が分かりやすい」「学生・教員の方々が優しくて好印象」、④では「他の大学のOCにも参加したが、秋田大学は構内での催し者が多く、賑わっていて明るい」「学生たちが生き生きしていて楽しそう」「今年は医学部の人数制限が無くなって良かった。遠方から来ている身としては、当日の天候や急な予定の変更にも対応できる」など、多くの意見が寄せられました。

 「地元だからとりあえず来た」「先生に薦められたから来た」「親に薦められたから来た」という人も少なくありませんでした。実際に自分が高校生の時は、OCをそのように捉えていました。しかし、いくらパンフレットや広報誌のページをめくっても、何回もHPに目を通しても、見えてくるのは誌面の文字や写真のみ。もちろん、パンフレットや広報誌、HPを否定はしません。そこから得られる情報が多いのは事実だですが、現場に足を運ぶことによって、秋田大学のリアルを実感することができます。コース・研究室の紹介、在学生による相談コーナー、特設ステージなどで活躍していた先輩たちも数年前に同じようなことで悩んでいたはずです。近いようで、遠い存在。そんな先輩たちと数年後の自分を想像してみませんか?

 秋田大学に興味のない方も来年度のOCに足を運んでみてはいかがでしょう。「秋田大学」が進学先の候補に入るかもしれません。今回参加された方は入学式でお会いできることを、学生広報スタッフ・教職員一同、期待しています。

 (取材:学生広報スタッフ=秋山・武石、広報課=金 撮影:学生広報スタッフ=橋本)
 (取材日:7月27日)