今日歩大祭2018

 

 

 前日の雨が嘘のように当日は初夏の風が心地よい、絶好の今日歩日和でした。今年は102人が14・5キロメートル先のゴールを目指します。
 スタートの前には、けがをしないように参加者全員でラジオ体操。なんだか懐かしい気持ちになりました。
 体もほぐれて準備万端。スタート位置につきピストルの音を合図にいざ出発!

 秋田市の街中を歩いていると、地域の方々が声をかけてくださいました。最近は、地域の方々とふれあうこともめっきり無くなってしまっていたので、とても嬉しかったです。
 市街地を抜けて、太平山に少しずつ近づいていくと秋田の美しい風景が見られまし
た。田植えが終わり、緑色に輝く田園や、風に揺れる藤のカーテン、澄み切った川の水など・・・特に見晴らしの良い場所では歩いている途中に記念撮影をしている人もいました。また、道の途中には「fruitsde saison」という手作りのプリンやクッキー、ジャムなどを売っているお店がありました。せっかく見つけたので、帰る時にはちみつが練り込まれたソフトクリームにきいちごジャムがのった「きいちごソフト」をいただいてきました。
 学生広報チームのタイムは2時間45分。1番早いチームは2時間を切ったそうです。到着した後はカレーとフライドポテトをおいしくいただきました。

 昼食の後はレクリエーションです。最初は玉運びリレー。2人で2本の棒をもち、その上にボールを乗せて走り、次の2人に渡します。トーナメント戦で優勝を競い合いました。
 優勝したのは、男子バレーボール部+留学生のJチーム。表彰式後に勝因をきい
てみると「ボールの選び方と場所のとりかた」だと言っていました。その場で組まれたチームながらも、作戦をたて、協力しあったことが結果につながったのだと思います。

 バスで帰ってきた参加者の皆さんの姿を見たとき、皆が笑顔だったのできっと一人ひとり、良い思い出を作ることができたのだと思います。

 後日、今日歩大祭に参加した話をすると「私も参加したかった」と言ってくれた人もいました。今年生まれ変わった今日歩大祭は、いつもとは違った形で学生同士の交流、地域の方々との交流、秋田の自然との交流ができます。これから先も続いていって、また新しい歴史をつくっていって欲しいです。