平成28年度秋田大学高大接続教育フォーラムを開催しました。

グループセッションの様子


 

基調講演の様子


 

 10月28日(金)に,「平成28年度高大接続教育フォーラム」(主催:秋田大学,共催:秋田県教育委員会)を開催しました。このフォーラムは,平成26年度より高大接続に関する課題を取り上げ,主に大学教職員や秋田県内の高校教育関係者を対象に開催しています。今年度は入試制度を含めた「高大接続改革」について考えることを趣旨として,第1部のグループセッションと第2部の基調講演を合わせて,144名の方が参加されました。
 第1部のグループセッションは,「物理」「化学」「数学」「情報」「英語」「共通(アクティブ・ラーニング)」の6つのセッションに分かれ,高大の現状や課題などを情報交換し,今後の方向性について活発な議論が行われました。
 第2部の基調講演では,日本学術振興会理事長の安西祐一郎氏を講師にお招きし,「高大接続改革の現状と展望-未来に生きる子どもたちのために」をテーマに,改革が行われることとなった背景からなぜ高大接続改革が必要なのかなど,具体的な課題や展望についてご講演いただきました。
 実施したアンケートでは,「広い視野からの話題提供により,問題点や検討点がわかりやすかった」,「入試改革と高大接続との関連性が強いことを認識し,問題意識を持つことができた」という感想があり,満足度の高い講演になったことが伺えました。