「令和元年度秋田大学高大接続教育フォーラム」を開催しました。(R1.10.25)

挨拶する志立正知高大接続センター長

 

実践事例を聞く参加者

 

意見交換の様子

 

発表者の先生方

 

 高大接続センターは10月25日(金),「令和元年度秋田大学高大接続教育フォーラム」を開催しました。
 このフォーラムは,秋田大学が推進する高大接続教育の取組を周知するとともに,高等学校教育関係者と大学教育関係者が高大接続に関する現在の課題を共有しながら,教育課程や教育内容,大学入学者選抜に関する意見や情報交換を行うことを目的に,平成26年度から主に大学教職員や秋田県内の高校教育関係者を対象に開催しており,秋田大学と秋田県教育委員会との共催事業として行われました。
 今年度は「高大接続で確かな学力を育てる-探究活動の基礎-」をテーマに第1部では,高大接続に関する教科指導の課題等について,高校・大学合わせて4名の教員が,物理と数学それぞれの立場から実践事例を踏まえて報告し,その後意見交換を行いました。
 第2部では,第1部の報告や意見交換等を基にグループセッションを行い,「物理」「化学」「生物」「数学」「英語」の各グループでは教科指導における円滑な高大接続についての情報交換・協議を行い,「教科横断グループ」では「学習者の主体性等を育てる取り組みとその評価」と題して,学力の3要素の1つである「主体性等」を育む特色ある活動をしている高校及び大学の事例報告後,意見交換・協議を行い,高大の現状や課題などを情報交換し,今後の方向性について活発に協議を行いました。
 終了直後に実施したアンケートでは,「多くの実践を共有することができた。他教科の授業例が参考になった。」(参加教員),「自分自身の学習についても見直す良い機会となりました。より深い理解を得るための良いヒントになりました。」(参加学生)などの感想があり,満足度の高さが伺えました。